スタジオ便り

スタジオから日々のあれこれお届けします

女の子座り(割座)をしていませんか?

スタジオにはADHDや自閉症などの特性に加え、「力が弱い(押したり引いたり)」「歩き方や走り方がぎこちない」「バランスをよく崩す」と言ったお悩みを持つお子さまたちがいらっしゃいます。


そういった子たちを見ていて、ふと気になったことがあります。


「この子たち、よく割座(女の子座り)してない?」

*全員ではありません


というわけで、調べてみました。

割座が習慣化することで体にデメリットがある

まず、割座がどんな状態かと言うと

股関節が大きく内側に捻られ、すねは外側に捻られます。


この状態が続くと、太ももの骨(大腿骨)の捻じれの角度(前捻角)が大きくなってしまいます。


正常な人の前捻角は約15°と言われています。

程よく捻じれているからこそ、人間特有の動きができます。


・程よく体の中心に足が来るから片足立ちがしやすい

・類人猿よりは前捻角が大きいからこそ、股関節を開いて力強い二足歩行ができる


歩くときは、踵からついて、やや外側、最後に親指のつま先、というふうに体重移動をします。

股関節を開けるからこそ、これが出来ます。


割座が習慣化してしまうと、前念角が40°を超える場合もあります(正常15°)。


こういった状態で成長していくと、、、、

・股関節が硬くなる(開けない)

・骨盤や太もも、すねの歪み

将来的に足首や膝、股関節の痛みが出やすい

・股関節を外に開けないと、お尻に力が入りにくい→お尻の筋肉が付きにくい→体幹が弱くなる


また、普段の歩き方、立ち姿が内股になってしまうことがあります。

内股では地面からの力を伝えにくく、走ったり歩いたり、押したり、引いたりといった基本的な動きも弱くなります。

お尻に力が入らないと、体幹にもスイッチが入らないので、「よくこける」「フラフラ」するといったことにもつながってきます。


子どもたちを見ていて

内股の子たち、割座をよくしている子たちを見ていると、確かにこの傾向があるなと思います。

子どもによっては、割座のままマットやイスを押そうとして全然力が入っていなかったり、体がすぐに曲がってしまったりしています(胴体を一直線に保てない)。

そんな時は、「しゃがんだ方が良いじゃない?」「立った方がいいんちゃう?」「足の指ついたら強く押せたで!」とスパークらしい声のかけ方でやんわりと伝えるようにしています。


おうちでも可能な範囲で割座が習慣化しないように気を付けてみられてはいかがでしょうか?

正座はなかなか厳しいかも知れませんが、あぐらへの促しが良いかと思われます。

あぐらは股関節を開くので、割座で硬くなった股関節にとって良いストレッチにもなります。


「力が弱い(押したり引いたり)」「歩き方や走り方がぎこちない」「バランスをよく崩す」といったお悩みの原因は、割座以外にもあると思いますが、何か少しでも改善すればなと思います。


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