スタジオ便り

スタジオから日々のあれこれお届けします

夏祭り2021を開催しました!

7月23日~29日の間に毎年恒例のスパーク夏祭りを開催しました!

普段の療育とは違った製作コーナーや食べ物コーナー、ゲームコーナーを楽しんでいただきました。



療育室全体も海の世界観で飾りつけし、少しでも夏を満喫してもらえたかなと思います。


食べものコーナー

夏祭りと言えばかき氷とフライドポテト!


おいしー!


ボーリング

全部倒して景品ゲットだ!

ピンが倒れると気持ちいいね!


魚釣り

磁石の釣り竿で大漁!

ポケモンや船まで釣れちゃうお魚釣り!



ストローアクセサリー作り

ストローに糸をとおしたり、テープでくっつけたりして可愛いネックレス、ブレスレット作り!

剣や動物を作ってくれたお友達もいました!



オリジナルうちわ作り

手形をおしたり、お絵かきしたりでオリジナルのうちわ作り。

今年の夏はこれで乗り切れそう??


夏祭りを無事開催することができました。

保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。


失敗から学ぶ小脳と失敗しても良い環境づくり

「運動面に不器用さがある」というお子様に関するご相談を受けることがよくあるので、運動発達に深く関わっている小脳についてご紹介します。

小脳は失敗から学ぶ脳の部位ですが、お子様によっては性格や特性、発達の段階の影響もあって失敗を嫌がる場合があります。

一度失敗してすぐに諦めてしまうと、どうしても成長はゆっくりになります。


スパーク西京極でもお子様達一人一人の「失敗」への向き合い方を日々試行錯誤しています。

小脳の働きと、小脳の発達を促すための「失敗をした時の対応」について書いていこうと思いますので

何か参考になればと思います。


小脳は運動を学習する場所

小脳を始めとして、脳の働きにはまだまだ未知のところが多いですが、今のところ言われている小脳の働きを大きく分けると以下の2つです。


・バランス感覚

・運動機能の調節や記憶


実は大きさは大脳の10分の1程度ですが、神経細胞の大部分が小脳にあります。

ギュッと詰まっているイメージですね。


運動機能の調整もバランス感覚も、生まれてすぐに完璧に備わっているわけではありません。

運動経験を通じて発達していきます。


ではどんな運動経験が発達を促すかと言うと、「試行錯誤」する経験です。

例えば平均台遊び。


平均台から落ちるという失敗を繰り返す中で、「次はこうしてみよう」と考えます。

試行錯誤する中で、成功すると「できた!」という成功体験から、ちょうどよい動きの感覚を一度掴めば次から出来る様になっていきます。

この時の感覚を小脳が覚えます。


もちろんその後も失敗しないわけではありませんが。


失敗しても良い環境づくり

小脳は試行錯誤の中で運動機能を高めていくわけですが、子ども達は性格や特性、発達の段階において失敗を極度に嫌うことがあります。

「失敗しそうなことはやろうとしない」

これも療育の際によく聞くお悩みです。


小脳には失敗が必要なのにどうすれば良いのだろう?


これはスパーク西京極でも日々試行錯誤を繰り返しているテーマです。

やはり、お子様一人一人でも違いますし、その日の調子なども違います。


その中でも大切にしているが、「失敗しても良い環境づくり」です。


・大人も失敗する(一緒に遊ぶスタッフも失敗します)

・「失敗しても良いよ」「またやれば良いよ」といった声掛け

・子どもの気がしっかりと活動に向いた時に行う

・挑戦したこと自体を褒める

・応援する

・失敗した時に暗い空気にならないように気を付ける


「失敗しても良い」という声掛けや、大人も失敗する姿を見せることは特に効果的な印象です。

こどもたちの気が向いていない時は無理強いしないこともです。

気が向いた時はすごく頑張ってくれますので。


今回の内容が何か関わりのヒントになれば幸いです。

スパーク西京極夏まつり 開催のお知らせ

毎日本当に暑いですね。

猛暑・酷暑続きで体調を崩しがちですが、十分な栄養と適度な休養で暑さを乗り切っていきましょう。

スパーク西京極では、療育中の水分補給を通常よりこまめに摂るなどの対策をしております。


さて、今週23日(金)から、毎年恒例の「スパーク西京極夏まつり」が始まります。

行事を通して季節を感じ、親子で楽しい思い出を作って頂ければと思います。

今年はフライドポテト、かき氷、ボーリングや魚釣りゲーム、

制作は、オリジナルのうちわ作りとストローアクセサリーを準備しています。

感染対策を徹底し、楽しく安全な行事開催に努めます。

お子さまもマスクをお忘れなく、水分も多めにご持参ください。

ご協力ご理解のほどよろしくお願いいたします。


スパーク運動療育西京極スタジオ

熊谷

お終いの時間の切り替え

集中して長い時間楽しんでくれるのは良いことだけれど、なかなかお終いができない。

スタジオでの療育後もよくあるシーンです。


「切り替え」ですね。

ここに難しさを抱える子は少なくありません。

というか、どの子でも初めはそうです。


どういった関わり方で切り替えを促していけば良いのか。

1人1人の性格や個性もあるので、私達も試行錯誤の日々ですが、その方法を少し紹介したいと思います。


①事前にお終いの時間や区切りを伝えておく

遊びが盛り上がってきて夢中になっている時に「はい。今日はお終い。」と言われると、

大人でも少し気持ちの整理がつかないというか釈然としないというか。

子ども達は尚更です。


そうならないために、事前にお終いの時間や区切り(あと何回など)を伝えておきます。

これは子どもによります。

比較的すぐに切り替えられる子には5~10分前に声を掛けますし、

難しい子には遊びが始まる前に伝え、さらに休憩中などに複数回伝えていきます。

遊びの内容自体も、徐々に盛り上がりがクールダウンしていけるように工夫したりしています。


②片付けやお着替えを楽しく

お終いとなると、片付けやお着替えなどをしないといけません。

でもこれがまた子どもにとって面白くないわけです。


どう考えても今までしていた遊びの方が楽しいわけですから、当然切り替えたくありません。

それを楽しい雰囲気にしてしまおうという作戦です。

ただこれは難しい。


スタジオではよく「玄関まで競争!」とか「お片付け競争!」とかスタッフが持ちかけますが、

お家で毎回毎回はできないと思いますし、スパークのスタッフほどに毎回楽しそうな雰囲気前回で接するのも難しいと思います。

できそうな時にたまにやってみてください。


③お終いという言葉を使わずに接してみる

「お終い」という言葉に対してネガティブなイメージを持っていると、終わりたくないのが子どもたち。

なので、していた遊びが終わることよりも、その先の楽しいことを強調して切り替えを促します。


「〇〇行くからお終いにしよう」なのか「〇〇行こう!その前にお片付けしなきゃね」では子どもの反応が違います。

ちょっとした言葉かけの工夫で変わってくるので、いろいろと試してみて下さいね。


④〇〇だけれど〇〇する

「〇〇だけれど〇〇する」力が育ってくるのは4歳ごろですので、発達の段階としてその時期に来ている子には効果のある方法です。


すぐには「終わりたくないけれど、片付けする」にはならないかもしれませんが、

「まだ遊びたいよね。まだ遊んでいいけど、後3回にしよう」など、

子どもの遊びたい気持ちに寄り添いつつ、

少し段階を落とした提案をしてみることで切り替えが促されることもあります。


手先が不器用【身体の発達は中心から末端へ】

子ども達が大人と同じように全身を使ったり手先が器用になったりするためには、長い時間が掛かります。

身体機能の発達は「上から下」「中心から末端」と言われています。


「手先が不器用」というお悩みに対して、手先を使う細かい運動も大切ですが、体を大きく使う運動も手先の発達に関係しています。

1人1人の段階に合わせた遊びや関わりが効果的です。


上から下、中心から末端へ

子どもの身体機能の発達が「中心から末端」と言われてもイメージしにくいと思いますので、説明します。


一番わかりやすいのは赤ちゃんです。

始めは首が座るだけだったのが、寝返り、お座りに発展します。

徐々に末端が成長し始め、腕、脚が発達し始めるとずりばいやハイハイをします。

更に発達が下、末端へ進むことで立つこと、歩くことができるようになります。


首から始まって最後は足(上から下)。

胴体の動きから手足の動きへ(中心から末端)。


このようになっています。

この順番は立って歩けるようになる段階で終わるわけではありません。

成熟するまで続いていきます。


手先が上手に使えるには?

手先が上手に使えるまでの「中心から末端」の経路を見ていきます。


胴体と腕が繋がっているところ(肩)の動きが自由になる

肘の曲げ伸ばしが自由になる

手首の動きが自由になる

手を握る、開く動きが自由になる(力がつく)

指先を自由に使えるようになる


段階がもっとも分かりやすいのがお絵かきです。

腕全体で殴り描きするような段階は、肩や肘がメインです。

細かい線などは無理だけれど、おおざっぱになぞったりできるようになってくると少しずつ手首も使えるように。

指先を使えるようになってくると、細かい絵を描けるようになってきます。


どんな遊びをする?

「手先が不器用だから、手先を使う細かい遊びをする」

これも大切です。

できないからといって経験を奪ってしまうことは良くないからです。


それと並行して、手のひらは自由自在に力を調整しながら握ったり開いたりできるかを確認したいところ。

もしそれがまだなら、クマさん歩き、手押し車、

他にも手押し相撲、引っ張りあいっこ、鉄棒にぶら下がり、ジャングルジムといった遊びを積極的に取り入れたいところです。


意識的に手のひらを開くこと、握ることを繰り返すことで、指先の前段階である手のひらの発達を促すことができます。

ふにゃふにゃっと握っている場合は、「ぎゅーだよ」とか「パーだよ」と言った声掛けや実際に手をひらいて教えてあげることも効果的です。

「開く」「握る」といった言葉は子どもにとって分かりにくいので、「ギュー」などの擬音語+触れてあげることの方が伝わりやすいです。


遊びの中で何が成長するの?

スパーク西京極では、子どもたちの気持ちに寄り添いながら沢山遊ぶことで療育をしています。

というのも、子ども達は遊びの中で学び、成長していくからです。


では具体的に遊びの中でどのようなことが成長していくのでしょうか。



遊びと自己効力感

親や先生からの働きかけで、大小さまざまな心身の機能をつかうことも必要なことです。

それとはまた違って、自発的な要素が強い「遊び」で心身機能を使うことにも大きな意味があります。


遊びの中で子ども達は周囲の環境に働きかけていきます。

周囲の環境は、遊び相手の友人や大人、他にも遊具やおもちゃなどです。

遊び相手に働きかけると会話や行動などの反応が返ってきます。

遊具や玩具に働きかけると、物が動いたり、音がしたりといった反応が返ってきます。


こういった経験を通じて、子ども達は「自分が周りの環境を変える力を持っている」ということを知っていきます。

こういった感覚を「自己効力感」と言います。

自己効力感が高まると、積極的に物事に取り組んだりすることができます。


遊びと精神面の発達

遊びの中で考え、他者と関わっていく中で次のような発達が促されていきます。


〇社会性

遊びの中で他者と衝突をしたり、助け合ったりするなかで社会性を身に付けます。

他者と共に活動していくことの喜びや連帯感を知っていきます。


〇道徳性

思いやりや正義感、善悪の判断も遊びで知っていきます。

遊びの中のルールや世界観を通じて自然と身についていきます。


〇知性

物事を比較したり、判断したり、創造したり。

自由で偶発的な「遊び」という環境だからこそ、自ら考えていくことを必要とします。


〇情緒

欲求を満たしたり、我慢したりといった繰り返し。

遊びの中での自由な感情表現を通じて情緒が育っていきます。


運動面の発達

遊びは多かれ少なかれ運動を伴います。

走り回るような大きく体を使う遊びから、工作などの細かい運動を伴う遊びまで。

そこで知っていく体の使い方は、人生のあらゆる場面で役立っていきます。


スパーク西京極では楽しく遊び込むことを通じてお子様一人一人の全体的な心身の発達を促しています。