日頃は、花咲くみらいカプリスの活動にご理解・ご協力をありがとうございます。
先日、少し足を伸ばして松尾の土手までお散歩に出かけました。
戸外でのお散歩ではたくさんのメリットがあります。
その時の様子やねらいをお伝えしたいと思います。
○季節や自然を感じる
戸外のお散歩で子どもたちは感受性を育んでいます。
土手に咲いている草花の匂いや川の流れ、鳥の鳴き声も聞こえてきます。
いろんな角度から、五感が刺激されることによってさまざまなことに興味を持つきっかけとなります。
〇思い切り体を動かして遊ぶ
広い空間でのびのび遊ぶことにより生活習慣を整えられます。
体力がつくだけでなく、食欲増進や睡眠の質があがったり、ストレス発散など体だけでなく、心の健康を整えることができます。
〇地域の人と触れ合う
お散歩へ出かけると、子どもたちは地域の人に「ばいばい」と手を振り返したり、「おはよう」と言ったり、お散歩で見つけた草花を見せたりしながら、地域の方々と触れ合っています。心の発達やコミュニケーション能力が向上することと思います。
〇社会性を見つける・交通ルールを理解
お友だちが離れて歩いていると「おいでー」と手招きしたり、歩くペースを合わせてあげることもしています。
また、信号が青になると「青になったよー」と教えてくれたり、車が来ると指導員の手を引っ張って端によっています。
これからも、安全に留意し、子どもたちが十分に戸外あそびが楽しめるようにしていきたいと思います!!
日頃は、花咲くみらいカプリスの活動にご理解・ご協力をありがとうございます。
子どもがじっとしていられない、落ち着きなく動く、などには以下のような理由が考えられます。
例えば・・・
①動きたい
②今いる場所やしていることに興味が持てない
③気持ちを上手く言葉で伝えられない・伝わらない
④気になること(情報)がたくさんあって落ち着かない
⑤不安感が強い
⑥感覚の統合の未発達 などなど・・・
今回は、⑥の感覚統合について少しお話します。
そもそも感覚統合って何!?
感覚統合とは、脳に入ってくるさまざまな感覚刺激を、目的に応じて整理整頓・調整することです。
脳に入ってくる刺激の交通整理が出来るようになる=感覚を統合する、ことになります。
例えば、今目の前で話をしている相手がいるとします。
その声の他にも人は、さまざまな声や音を同時にキャッチしています。
別で話をしている人の声・工事現場の音・電車の音・鳥や動物の鳴き声など・・・《キャッチされた音=聴覚刺激》です。
入ってくる様々な情報は、脳の中で重要なものかそうでないものに分けられ、音のボリュームが調整されます。
話をしている相手の声は大きく聞こえるように。その他の音は小さくあまり聞こえなくなる。という様に調整されています。
この調整が上手くいっている状態=感覚統合ができている状態、環境に対して順応が出来ている状態、です。
それに対して感覚統合が上手くいかない時は、全ての音が同じボリュームで聞こえているというイメージです。
この状態の時に落ち着いて相手の話に集中することは大人でも難しいです。
感覚刺激には、目から入ってくる視覚刺激、耳から入ってくる聴覚刺激、皮膚で感じる触覚刺激など、なじみ深い「五感」があります。また、無意識に使っている、前庭覚(平衡感覚)や固有覚(力の入れ具合)という感覚もあります。
こうした感覚刺激に対して、私たちは生きるための原始的な反射である「防衛反応」をします。この反応が、落ち着きのなさと関わるポイントです。
例えば、たくさんの人がいてあちこちから話し声がするところ、大きな音がする場所、密閉された空間でマイクを通した音が聞こえる場面などで、落ち着きがなくなることがある。もしくは、耳をふさぐ、その場から立ち去ろうとする、泣き叫ぶ。
⇒聴覚過敏による防衛反応の可能性が考えられます。
また、感覚統合が上手くいっていない場合に起こることとして、足元が不安定な場所や電車の中など、揺れにおびえて落ち着かない。
⇒前庭覚(平衡感覚)の感覚統合がうまくいっていない時期にある、重力不安の可能性が考えられます。
そんな時の対応方として・・・
【原始系】⇒【識別系】
感覚刺激の交通整理が追い付いていない場合は、原始的な反応をしているだけなので、識別系のスイッチを入れてあげると良いです。
識別系のスイッチとは、ものを見て、触って、音を聞いて、「ん?これなんだ?」と確かめようとする仕組みのことです。
例えば、髪の毛を切ることを嫌がる子どもたちは、首筋や耳に冷たい刃物が当たった時の感覚刺激に対して、原始的な反射である触覚防衛反応がはたらいていることが多いと言われています。
そんな時は、はさみを見せて触らせたり、鏡を見せてどんな風に切るのかを確認させたり、実際に大人が髪の毛を切られている場面を見せたりすると、これから何が起こるのかを理解し確かめることによって、原始的な反射にブレーキがかかるようになります。
このように、感覚の統合がうまくいっていない子どもたちには、「普段から感覚刺激を入れつつ、識別系のネットワークが優位になるようにかかわる」ことも、ポイントの一つです。
是非、お子さまとお出かけされた時などに感覚を意識出来るような声掛けをしてみてあげて下さい。
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冬休み期間の 6日(土)と8日(月)にお正月イベント(お餅付き体験)を行いました。
お餅付き体験では、「ヨイショ!ヨイショ!」と掛け声をしたり、「1・2・3…」と元気に数を数えたりしながら大盛り上がりでした。
お父さまお母さまと一緒にお餅付き!初めて体験するお子さんも多く、皆とても嬉しそうでした。
お餅つきの後は、お正月のさまざまな遊びを楽しみます。
射的やだるまおとし、凧作り、夢中になって遊ぶ姿がありました!
射的は的が小さく、当てることが難しい様子も見られましたが、みんな諦めず最後まで一生懸命コントロールしながら頑張っている姿が印象的でした(^^)/
凧上げは、思い思いにオリジナルの凧を作りました。是非、ご家族で凧あげを楽しんでくださいね♡
つきたてのお餅を食べて「おいしかった♡」との声がたくさん聞こえてきました。
今後も楽しいイベントを企画していきますので、今回ご参加いただけなかった方もご参加お待ちしております。
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寒さが一段と増す時期となりましたね。
子どもたちは寒さにも負けず、元気いっぱいに戸外遊びを楽しんでいます。
雨の日でも「お散歩♪」と言いながら、水筒を首にさげて準備をしている姿も見られます(*^^*)
雨が強くてお外に行かれない日は、療育室での机上活動を楽しみます。
先日は“お家でも簡単にできる!”フィンガーペインティング”を実施しました☆
〇フィンガーペインティングとは?
フィンガーペインティングとは、指や手に絵の具を塗って、紙などに色を載せたり、擦りつけたりする遊びのこと。
色の混ざる様子に興味津々。手のひら全体を使ったり、指先を使いながら伸ばしてみたり♪
絵を描くことが目的ではなく、指についた絵の具を塗ったり、スタンプしたりする感触や感覚を楽しみます。
フィンガーペインティングは、五感を刺激し、表現力や想像力が養われる遊びと言われています。
一般的には、指や手に絵の具を塗るものとされていますが、今回は
袋を使うことで子どもたちの手を汚さずに、絵の具遊びが楽しめる方法で遊んでみました。
絵の具の準備をしている時から、わくわくしている子どもたち。
紙の上に絵の具を出すと、触りたい気持ちを我慢しながらジッと待ちます。
今回は初めてと言うことで、赤、青、白の三色で挑戦!
絵の具を垂らしたら、袋に入れて準備完了。
待ちに待った時間です♪
真剣な表情で身を乗り出しながら、指を使ってクルクル。
混ざり合っていく色の変化を楽しみ、袋の上から柔らかい絵の具を伸ばすという、何とも言えない感触に夢中でしたよ。
最初は様子を見ながら指先でチョン!
慣れてくると大胆に手のひらを使って、ベタ~と伸ばしていました(^^)/
このフィンガーペインティングは絵の具を袋の中に入れて遊ぶので、手や服が汚れることなくお家でも楽しむことができます♪
是非ご家庭でも試して、様々な感覚や感触に触れさせてあげてくださいね。
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早いもので、今年も残り僅かとなりました。
先日の年長児小集団では、子どもたちが年賀状製作に挑戦しました。
年賀はがきに、折り紙をペタペタ…
個性豊かな辰の完成です!一生懸命に平仮名でメッセージを書いている子もいました。
お友だちと見せ合いっこをしながら「僕のこんなん!」「私の見てー!」と賑やかな雰囲気でした☆
あて名書きの漢字に興味津々の様子。さすが年長さんです!
出来上がった年賀状を持って、近くの郵便局に設置されているポストにみんなで投函しに行きました。
列に並んで「前の人を抜かさないように」という約束を守り、上手に歩いていましたよ。
「さむーい!でも一月一日が楽しみ♪」とお話ししている子もいました。
年賀状が無事に届きますように…(^_^)/
子どもたちの療育中、保護者の方々には、この時期恒例の製作の時間です♪♪
日頃、家事に育児にお仕事に大忙しの保護者の方々へ、カプリスからのささやかなプレゼントとして毎年この時期に、クリスマスリースやしめ縄などを制作して、お持ち帰り頂いています。
お茶しながら、ワイワイとにぎやかな雰囲気で作っておられました。
素敵なアレンジメントは毎年、北山にある造花やアレンジメントフラワーのお店 nonaさんにご協力頂いています。
素敵な新年が迎えられますように☆
本年も大変お世話になりました。
2024年も子どもたちの素敵な笑顔をお待ちしています。
今回は、たとえゲームに負けても勝敗のある遊びを楽しめるにはどうすればいいか、考えていきたいと思います。
カプリスでは、ルールのある遊びや勝ち負けの付くゲームなどをたくさんしています。
ゲームに負けると大人でも多少は悔しさを感じるものですが、成長過程にある子ども、特に未就学児のお子さんは、自分が負けることや思い通りにならないことに対して、怒りを抑えきれないことがあります。
ゲーム中に泣き出したり、癇癪を起こしたり、負けると分かるとゲームを途中で投げ出してしまったり・・・
自分が勝てるようにゲームのルールを勝手に変えてしまうお子さんも、カプリスにはたくさんいます。
なぜそんなことをしてしまうのか?
自分の負の感情と向き合えず、感情のコントロールがうまく出来ないことが大きな理由です。
ゲームに負けて悔しいと思うことは、決して悪いことではありません。
悔しいと思う気持ちが、次へのステップややる気に繋がることも多いものです。
また、勝つためにどうすれば良いかを試行錯誤することで、考える力も育ちます。
カプリスでは、感情のコントロールが少しずつ出来るように、以下の4つの方法を療育中に実践しています。
1つ目は、勝っても負けても「楽しいこと」を伝える
競い合うこと自体の楽しさや、負けても学びや成長に繋がる楽しさがあることを、丁寧に伝えています。
年長児の小集団療育では、勝敗の場面を実際に体験し「勝っても負けても楽しさがある」ことに気付くきっかけを作ってい
ます。
2つ目は、勝った時、負けた時の振る舞い方を伝える
まずは、ゲームを始める前に「勝負ごとには勝ち負けがある」ことを認識してもらいます。
・自分が勝った時に、負けたお友だちをからかわない
・自分が負けた時は、勝った人を拍手する
など、勝っても負けてもお互いが気持ち良く楽しむための約束をします。
負けても約束が守れると、しっかりと褒めて「楽しくゲームに参加できた!」という自信が持てるように
サポートしています。
3つ目は、負けた時もたくさん褒める
たとえ負けてしまっても、
「ここがかっこよかったよ!」「ここの時、上手に出来ていたね!」「あと少しだったね」など、
具体的に褒めることで自己肯定感を高められるようにしています。
4つ目は、「勝たせてあげる」ことは控えめに
大人が手加減して子どもに勝たせてあげることはその場しのぎであり、本来身に付けなければならない、
「負けた時の振る舞い方」や、「感情のコントロール」を習得できるチャンスが減ってしまいます。
カプリスでは、勝つだけでなく、あえて負ける経験もたくさんしてもらいます。
勝敗のある遊びを繰り返すことで、泣いたりわめいたりしながらも、少しずつ感情のコントロールができるようになってもらいたいと思っています。
ゲームを通して学びやワクワク感を楽しめるよう、子どもたちと一緒にたくさん身体を動かして遊んでいきます!
日頃は、花咲くみらいカプリスの活動にご理解・ご協力をありがとうございます。
いよいよ今年も残すところ少しとなりました。
今年はどんな1年になりましたか?
子どもの成長は早く、私たち療育士も子どもたちの成長の早さに驚きの連続でした。
みんなが元気にカプリスにきてくれて、とても充実した1年になりました。
さて!早速ですが、来年最初のイベントのお知らせです!
今年のお正月イベントはなんと…
お餅つき体験を行います!!
みんながついたお餅はもちろん食べたり持ち帰ることができます^^
また、射的やだるま落とし、凧作りなどお餅つき以外のブースもご用意しております!
親子で一緒に回っていただくイベントになっており兄弟の参加も可能です。
年明け最初に素敵な思い出を作りませんか♡
たくさんのご参加をお待ちしております^^
日時
2023年1月6日(木)・8日(月・祝)
①9:30~10:30
②11:00~12:00
③13:30~14:30
④15:00~16:00
場所:四条段町教室
こんちには!花咲くみらいカプリスです!
11月15日、17日、18日の3日間、西京極総合運動公園にて「秋のウォークラリー」イベントを開催しました✴
3日とも寒い日が続きましたが、寒さを忘れるほど楽しいイベントとなりました
ウォークラリーは、4つのブースを設置して行いました。
1つ目のブースは ”きのこ運び’’です。
不安定なプールスティックでどうすれば落とさないように運ぶことができるか?
工夫しながら楽しんでくれました!
2つ目のブースでは、‘‘宝探し’’を行いました!
落ち葉の入ったダンボールの中から、色のついたどんぐり5つを見つけるゲームです。
みんな楽しんで探し出していました。中には目を瞑って探す子もいました
3つ目のブースでは、‘‘どんぐり玉入れ’’を行いました!
大きな手作りのどんぐりをフープ目がけて一生懸命に投げていました。
すべてのどんぐりを入れられると、子どもたちは笑顔でとっても喜んでいました
最後のブースは、今までのブースのゲームをクリアすることで手に入れられる
‘‘パーツ’’と、道中で拾った‘‘落ち葉’’を使って「フクロウ」の制作です!!
‘‘ワインコルク’’を使って「フクロウ」のキーホルダーを制作をしました☆
こどもたち自ら一生懸命に集めた落ち葉やパーツで作るため、とても楽しそうに取り組んでくれました。
キーホルダーを「帰ったら鞄に付ける」と言ってくれる子もいて、職員も嬉しい気持ちになりました♪
寒い中、たくさんのご参加をありがとうございました。
来月は、素敵なクリスマスのイベントを考えていますので、お楽しみに☆
こんにちは。
今回は、多くの保護者が悩んでいる子どもの偏食について、お伝えします。
工夫して作った食事を食べてもらえなかったり、早く片付けたいのに食事に時間がかかったり・・・
親からするとストレスばかりがたまると思います。
偏食の原因はさまざまですが、一例として
①味覚の発達 ②口腔機能の未発達 ③スプーン・お箸などがうまく使えない ④感覚過敏 ⑤強いこだわり
などが挙げられます。それぞれを簡単に説明すると・・・
①味覚の発達
離乳食はどんな味でも受け入れられる時期ですが、幼児期になると五味をしっかり区別できるようになり、味の好みが出てきます。また、自我も育つため、気分によって食べたり食べなかったりも多くなります。
②口腔機能の未発達
咀嚼など口をうまく動かす機能が未発達の為、どうしても丸飲みになったり、噛みやすいものばかり食べたり。
同じ食感の食材を安心して食べる傾向があります。
③スプーン・お箸などがうまく使えない
ヨーグルトや汁物をスプーンですくって口に運んだり、お箸で小さなものをつまんだり、が苦手なので、手でつかんで食べられるような食べ物に偏ってしまいがちです。
④感覚過敏
症状の中には「感覚過敏」「嗅覚過敏」「触覚過敏」があります。
咀嚼音が不快、揚げ物の衣が口の中を刺すように感じる、ケチャップの匂いが苦手、などで食べられない場合もあります。
⑤強いこだわり
同じ食品を食べ続け他の食品に興味がない、初めて食べたものに違和感を覚えると、その後一切同じ食品を口にしない、など、特性傾向から来る強いこだわりも考えられます。
このように、偏食の原因はさまざま考えられますが、食事の時間が親子とも苦痛に感じる場合は、”食べてもらいたい気持ちを休憩する”ことも一つです。
偏食の克服には、ある程度の時間がかかります。
「苦手な食べ物の匂いをかげただけでもOK!」などスモールステップを大切にしながら、子どもの達成感を感じられると良いですね。
✨「あずかり療育(未満児・年少児)」では、毎回一緒にお昼ごはんを食べます。
✨「小集団療育(年長児)」では、定期的にクッキングの活動があります。
✨「毎月のイベント」でも、おにぎりを作ったり、お菓子を作ったりします。
親子の楽しい食卓になるよう、療育をとおして指導員もお手伝いさせていただきます!!
日頃は、花咲くみらいカプリスの活動にご理解・ご協力をありがとうございます。
いよいよ今年も残り1ヶ月と少しになりました。
12月といえば…クリスマス!!
カプリスでは、クリスマスパーティーを開催します!
なんとなんと今年のカプリスにはサンタが登場?!
サンタからプレゼントがもらえるかもしれません☆彡
さらに!
みんなでパンケーキにデコレーション!世界に1つだけのケーキが作れます^^
親子で一緒に楽しんでいただけるイベントになっています♡
1年の最後にカプリスで素敵な思い出を作りましょう!!
たくさんのご参加お待ちしております^^
日時
2023年12月21日(木)・22日(金)23日(土)
①9:30~10:30
②11:00~12:00
③13:30~14:30
④14:30~15:30
⑤15:00~16:00
⑥16:00~17:00
21日は④⑥、22日は①②⑤、23日は①②③⑤
時間が変則的になっていますので、お間違えのないようご注意ください。
場所:四条段町教室