こんにちは。放課後等デイサービスカプリスです。
協応動作とは何かご存じでしょうか。
二つの異なる部位・異なる動作を一つにまとめあげて行う動作のことです。
私たちの日常の中にも、協応動作はたくさん。
ボタンを留める、お箸とお茶碗を持って食べる、靴下を履くなど…
カプリスに通われている子どもたちの中には、消しゴムで文字をきれいに消すことが難しい子がちらほらいます。
紙がくしゃくしゃになってしまったり、破れてしまったり…大きな消し残しがあったり。
これも実は、「紙を手で押さえながら、もう一方の手で一定方向に適度な力加減で消す」という
左右の手の協応動作が含まれています。
また、はさみの切り口がギザギザになってしまったり、線の上を切ることが出来ないなど
日常生活の中には他にも、いろいろな場面で必要となってくる動作です。
この動作をたくさん経験することで、手先・指先の発達を促し、考える力や集中力を育むことが期待できます。
カプリスでは、ビーズなどの紐通しやはさみを使っての制作など、楽しい活動の中で自然に取り入れたり、
学習中には、「消しゴムを使う時は左の手で紙をおさえようね」など、具体的に声掛けすることで、
普段から意識付けてもらうようにしています。
たくさん経験することで生活動作がスムーズになり、ストレスなく過ごすことができるように、
カプリスでの日々の取り組みが、実生活へと繋げられたらと思っています。
このようにカプリスでは、社会に出て必要なスキル(SST)を楽しい遊びをとおして学んでいます☆
体験や見学は随時受付中です!お気軽にお問い合わせください。