遊び込むことの大切さ

子ども達にとって「遊び込む経験」はとても大切です。


子どもが1つの遊びばかりずっと熱中していると、


「いつまでこの遊びをするんだろう」


「集中力はすごいけど…」


大人はついついそんなことを思いがちですが、実はこの何度も繰り返し遊ぶ経験は無駄ではありません。


満たされて次へ

同じ遊びを何度も何度も繰り返し、満たされてくると子どもは次の遊びに移行したり、遊びを発展させたりします。

遊び込むことでこの経験を積むことが必要です。


遊びの質と子どもの発達はリンクしていて、互いに相乗効果を及ぼすとされています。

今している遊びが十分に満たされれば、子どもは自ら遊びの質を変化させ、それが発達にもポジティブな影響をもたらします。


遊びはあくまでも自発的なものです。

自発的に遊ぶ中で十分に満たされ、次の遊びへの移行や、今の遊びを発展させることが成長に繋がります。


遊びを通じて体得する

子ども達は多くのことを遊びを通じて体得していきます。

心と体、社会性、思考力や興味関心、自己表現、道具の扱いなどなど。


子ども達が「やりたい」と自発的に始めた遊びの中で体と心を使い、そして「考える」経験を沢山積むことでこれらが身についていきます。


遊び込んでいる状態は、高い集中力を発揮し、時間も忘れるくらい遊びに没頭することです。

「楽しい」というポジティブな感情で遊び込んでいる時の経験は定着もしやすいです。


環境づくり

遊び込むことが重要だとは言っても、特性や環境によってはそれが難しい子たちもいます。

スパーク西京極では、遊び込む経験をできるだけ沢山積めるよう、療育スタッフたちが1対1でサポートをしています。



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