新しい年が始まる1月。
子どもたちにとっては、気持ちも体も一気に動かすというより
少しずつ感覚を呼び戻していく時期です。
「なんとなくゆっくり」「様子をうかがっているみたい」と感じる姿も
この時期ならではの自然は反応と言えます。
カプリスでも、活動に入る前に周囲を見渡したり、流れを確かめてから
動き出す姿が多く見られます。
これは戸惑いではなく、状況を理解し、自分の中で整えてから進もうとする
力が働いている様子です。
見通しが共有されることで、動きに安定感が生まれやすくなります。
製作や机上活動では、思いついたことをすぐに表すよりも、頭の中で一度
組み立ててから始めようとする姿が見られました。
始まりはゆっくりでも、流れや終わりが見えることで、取り組みが持続
しやすくなります。
運動面では、走る・止まる・向きを変えるといった切り替えに時間が
かかることや、動きに勢いが乗りすぎてしまう場面もあります。
一方で、体を動かすことそのものを楽しみ、繰り返しの中で自分なりの
力加減を探っている様子が見られます。
また、音や人の動きなどの刺激に反応しやすい場面もありますが
関心のあることには集中が深まり、細かな違いに目を向ける力が
自然と表れることもあります。
感じやすさは、その子なりの情報の受け取り方の特徴です。
1月は新しいことを増やす月というよりは、今持っている力を落ち着いて
使えるように整える月。
カプリスでは急がせるのではなく、わかりやすい手がかりや安心できる
環境を用意することを大切にしていきます。
ご家庭でも、立ち止まるような様子が見られたときは「準備をしている時間なんだな」
と受け止めていただけると、子どもたちの安心につながります。
今年も一緒に、子どもたちの育ちを見守っていけたら嬉しいです。