遊び場(療育)をシェアすることで生まれる現象・効果

スパーク西京極では1時間に3名のお子様まで同時に療育が可能です。

多くの場合は2名が大きな部屋でシェア療育、1名が小さな部屋で個別療育を行います。

お子様一人につき療育士は必ず一人以上担当します。


部屋の間にある扉は、締め切ったり、開けっ放しにしたりします。

開けっ放しにしている時であれば3名、締め切っている時でも2名で遊び場をシェアすることになります。


スパークでは公園のようなイメージで遊び場を提供しています。

子どもそれぞれが療育士と自由に遊ぶ中で別の子の遊びへ興味を持ち、自由に参加していくことが可能です。

実際にそういったシーンも増えてきています。

その時に生まれるやり取りを上手にできなくてもかまいません。

療育士がサポートするので、どんどん関わっていってもらえればと思います。


遊びに加わるだけでなく、おもちゃを取り合うようなシーンも見受けられますが、これは決してネガティブなことではありません。

お子様が他者と関わり、社会性を育むチャンスでもあります。

療育士が一人ずつついていますので、気持ちを代弁したり、味方になったりしてお子様同士の関わり合いをサポートいたします。

その中で少しずつ社会性やセルフコントロールが育まれていきます。


何か遊びをしているときに、別の子がしている遊びに気を取られて注意が逸れてしまうことがあります。

「集中力が切れてしまった」とネガティブに捉えることもできますが、「他者のしていることへ興味を持った」というふうにポジティブに捉えることもできます。

これは社会性を育むうえで重要なことであり、遊び場をシェアするからこそ生まれる現象です。


個別療育でありながらも、その場に別の子も一人か二人いるという環境だからこそできること、生まれる効果があります。


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