お片付けが苦手で、お子さんが部屋をすぐに散らかしてしまうというお悩みはありませんか?
楽しく遊んでいるうちにごちゃごちゃになってしまった部屋を見て、せっかくさっき片付けたのに・・・とため息をつきたくなること、ありますよね。
とはいえ、片付けや整理整頓は大人でも苦手なもの・・・。
今回は少しでも上手にお片付けが出来る工夫を紹介していきたいと思います。
それは、「わすれっぽい」特性があることが原因の一つとして考えられます。
活動そのものに気を取られて、出したものを片付けることを忘れてしまう・・・
出したものを片付けようとおもっても、どこから出したのかを忘れてしまう・・・
部屋が散らかるとどうなる?
散らかっている部屋では・・・
・気が散りやすくなる
・物が無くなりやすくなる
その結果として
・遊びや作業に集中しにくい
・パニックに繋がる
あらかじめ環境を整えておくことでそういった事態を防げる可能性があります。
一番大切なのは、『散らかる前に片付ける』ということです。部屋が足の踏み場もないほど散らかってしまったあとだと、私たち大人でも片付けをするのが億劫になりますよね・・・
まずは一緒に片付けを行っていきます。
大人の手助けがある中で片付けの経験を積み、慣れてきたら徐々に大人の援助の手を減らしていきます。
あせらず、子どものペースに合わせてゆっくりと取り組んでいきましょう。
初めのころは定期的に声掛けをおこなっていくのがポイントです。
また、お片付けのやり取りの中で、子どもさんが「手伝って」と言えた際には、上手に言えた事をたくさん褒めてあげて下さい。
お子さんの中には、出したものがどこにあったのかわからず片付けられないという場合があります。
それを解消して片付けをするための工夫として、
などが有効だと考えられます。
スパーク西京極でも、療育道具の整理整頓のために引き出しの一つ一つに写真を貼っています!
スタッフの間でも、
「なにがどこにあるのかすぐわかって探す時間の短縮になる」
「自分が出したものでなくてもすぐに片付けられる」
と効果が実感できています。
そして何よりも、できたことをたくさん褒めてあげることが重要です。
「部屋がきれいになってきもちいいね」
「きちんとお片付けまで出来てえらかったね!」
と声をかけてたくさんほめてあげてください。