どれだけグルグル回っても目が回らない子?

お子様がどれだけグルグルと回転しても目が回らない姿を見て不思議に思うことはありませんか?

何回転もしているのに真っ直ぐ歩ける、目が回らないからグルグルと回転して遊ぶことが好き。


療育をしている私達としても、子どもたちのそんな姿をよく目にします。


今回は目が全く回らない子の理由と、そんな子たちが積極的に取り組んでいきたい遊びを紹介します。


「全然目が回らない」は前庭感覚が未熟か鈍感

目が回らない子は前庭感覚が鈍感であったり未熟であったりすると言われています。

前庭感覚とは、耳の奥にある前庭器官(耳石器、三半規管)による感覚です。

前後左右あらゆる方向への頭(身体)の移動、傾き、加速などを感じる場所で、その情報と視覚や筋肉、関節からの情報を元に人間はバランスを保っています。


前庭感覚が未熟な子たちは姿勢保持や運動も苦手になりやすいと考えられています。

目が回らない子たちも、この前庭感覚に未熟さや鈍感さがあると考えられています。


前庭感覚と言っても、

耳石器とよばれる所で感じる直線方向への移動と、三半規管で感じる前後左右や回転があります。

目が回らない場合は特に三半規管に未熟さがあると考えられていますが、前庭感覚を全体的に刺激できるような遊びを積極的に取り組んでいくことが大切です。


どんな遊びを積極的にしていけば良い?

揺れや不安定感のある遊びを積極的に取り入れていきたいです。

公園の遊具であれば、シーソーやブランコは揺れの刺激。

すべり台であれば前後への加速の刺激を入れて遊ぶことができます。

他にもグラグラする遊具などもおすすめです。


お子様によっては、遊具が怖い場合があるので、保護者が一緒に乗ってあげたり、小さなものからチャレンジすると良いと思います。


お家で出来る遊びなら、抱っこで様々なスピード(初めはゆっくり)、様々な方向にぐるぐると回してあげたり、保護者と関わって愛着を形成しながらも感覚を刺激できる遊びがおすすめです。


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