日頃、花咲くみらいカプリスの活動にご理解・ご協力ありがとうございます。
今回は、落ち着きがなくじっと座っていられないお子さんの特徴と対策についてお話します。
じっと座っていられない。同じ場所にいることが出来ない。
なんで?と感じる保護者の方もおられると思います。
その理由として・・・
★外からの情報量(換気扇の音や工事現場の音・緊急車両の音・他者の話し声など)が多くて集中できない
★気が散りやすい・他人のことが気になってしまう
★体感が弱く、同じ姿勢を保持出来ない
★椅子が体のサイズに合っていないため、足が宙に浮いている
★今、何する時なのかを理解していない
など、様々な要因が考えられます。
では、どのようにすれば座れる時間が長くなるのでしょうか。
一例としていくつか挙げてみました。
★体幹や筋力をつける
→まずは身体を大きくたくさん動かして、自分の身体を知ることが大切です。
→バランスボールや鉄棒・トランポリンなど、身近な遊具でも体幹は鍛えられます。
→体幹がしっかりすると、姿勢よく椅子に座ることが出来ます。
★活動の見通しをつける
→次に何をするのか、その活動をどこまで頑張ればいいのか、などをお子さまがわかるように示すことが大切です。
→視覚優位なお子さまも多いので、絵や図で示すことも有効です。
★終わりを明確にする
→ご褒美シールなどを活用し、終わりを明確に伝えることで、ここまで頑張ろうという気持ちが芽生えます。
★細かく区切りを付ける
→「ここまで出来たら見せに来てね」など細かく区切りをつけ、座っている時間の中に、ほんの少し立つ機会も作ります。
全てが効果的というわけではなく、お子さまによりそれぞれなのですが、
どの方法が一番合うのかを、一緒に模索していければと思います。