子どもたちの衝動的な行動や問題行動の捉え方

子どもたちは、衝動的な行動、問題行動と呼ばれる行動を起こすことがあります。

問題行動は社会的規範などに照らし合わせた時に好ましくない行動を指します。

かつては「問題行動を起こす困った子だ」という認識でしたが、スパークではそのような捉え方をしていません。


問題行動を起こしたくて起こしているのではなく、感情や考えが理解されないストレスとして行動に表れることがあると捉えています。

特に先天的に特性を持っている子どもたちは、そうでない子どもたちとは自身を表現する方法が違ったり、身体的な特徴があったり(感覚過敏等)、与えられる課題と自分の能力のギャップが大きかったりします。

すると様々な面で大きなストレスを受けることになります。

慢性的にストレスや不安を感じることで、衝動的な行動や問題行動といったものが出やすくなってしまいます。


スパークでは遊びを通じて感情を発達させ、情動や行動を自己調整(セルフレギュレーション)できるようアプローチをしています。

子どもたちが遊びの中で表現する動きや表現に共動・共感すること(感情や感覚を共有すること)を第一にしています。

一緒にその遊びや動きをする、褒める、そこからやり取りを広げていくという関わり方をしています。

この関わりを続ける中で子どもたちのストレスの緩和、自己肯定感の高まり、感情の発達を促します。


そして最終的に情動や行動を自己調整する力がついていくことを目指しています。


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