水遊びの効果について

スパーク西京極・四条段町では今夏、四条段町の屋上で水遊び療育をおこなっています。

雨が降ってやむを得ず中止の日もありましたが、元気な子どもたちの歓声が響いています。


この時期は保育園や幼稚園、ご家庭でも水遊びを行う機会が増えると思います。

一体水遊びは、子どもたちの発達にどんな良いことがあるのでしょうか。

今回のブログでは水遊びの効果について話していきたいと思います。



◎水遊びの効果

①五感を刺激する

水遊びをすることは子どもの五感の発達に繋がります。手や足、目や耳など身体全体で水と触れあうため、さまざまな感覚が磨かれていきます。

例えば、プールに飛び込んだり川辺で遊んだりすると、水の冷たさや気持ちよさを肌で感じられます。水に反射する光を見て”きれい”と感じることや、水が流れる音を聞いて”心地よい”と感じることもあるでしょう。

子どもは、水と触れあうという体験を通して楽しさや不思議さ、心地よさを感じていきます。いろいろな感情を持つことで感性が磨かれ、想像力や共感力も高まっていくのです。


②バランス感覚が養われる

子どものバランス感覚が養われることも、水遊びのメリットの1つです。水の中では浮力がはたらくため、いつもとは異なる感覚でバランスをとらなければなりません。

海や川で遊ぶ場合は波や流れなどもあるため、さらにバランスを保つのが難しくなります。水は予想外の動きをすることもあり、バランス感覚が養われるのと同時に、臨機応変に対応する能力も自然と培っていけます。


③親子の絆が深まる

水遊びを親子で一緒におこなうことで、絆もより深まっていきます。一緒に水に触れることで、冷たい・心地よい・楽しい、といった気持ちの共有ができ、親子の距離がさらに近くなります。

水遊びをおこなうための道具を、親子で一緒につくるのもよいでしょう。


④水のおもしろさや怖さを体験的に学べる

水のおもしろさや怖さを体験的に学べるのも、水遊びの効果の1つです。温度が変わると、触れたときの感じ方も変わります。さまざまな遊び方ができるため、子どもたちにとっても水は、”身近にあるおもしろくて不思議な存在”ともいえるでしょう。

一方で水には、怖さもあります。

海や川などで遊んだ際に予想外に大きな波がきたり、深い場所でおぼれそうになったり、怖い体験をするかもしれません。

ですが、怖い体験は子どもの危機管理能力の発達に繋がります。安全を確保し適度に見守りつつ、楽しい体験やヒヤッとする体験をさせることが大切です。

顔に水がかかったり、水に触れること自体を怖がったりする子どもたちには、スモールステップで水遊びの楽しさを経験させてあげましょう。

⑤子どもの身体能力が発達する

水遊びは、子どもの身体能力の発達にも大きく繋がります。

水の中で身体を動かすためには、大きな力やエネルギーが必要になります。水遊びを通して筋力や体力が培われていくでしょう。

泳いだり潜ったりすることで、肺活量や呼吸機能の高まりも期待できます。


★まとめ★

このように、水遊びには子どもの発達にとって様々な効果があります。

まずは水に慣れることからはじめていきましょう(^^)!

スパークの水遊び療育を通して、1人でも多くの子どもたちに水に触れる楽しさを感じてもらえればと思います。

7月大好評につき、お盆前後も水遊び療育を行います!!

(8月10日、12日、17日)

お早めにお問い合わせください♪♪


お問い合わせ

FB share