今年は例年よりかなり遅れて梅雨入りしましたね。
梅雨が明けると、夏本番です。
今年も猛暑が予想され、熱中症が心配な季節がやってきます。
特に発達障害のある子どもは熱中症になりやすいため、注意が必要です。
なぜ、熱中症になりやすいのでしょうか?
主な原因は3つあります。
①汗をかきにくく体に熱がこもってしまう
人は自律神経機能の働きで気温の上下に関わらず、体温を一定に保とうとバランスをとっています。
しかし、発達障害などによりこの機能の働きが悪い場合、暑い所にいると体温はだんだん上がり、寒い所にいると体温は下がってしまいます。
体温調節が苦手なタイプは汗が出にくいために、熱が体にこもってしまうのです。
②「あつい」「のどがかわいた」などを上手く伝えることが難しい
発達障害のある子どもの中には、自分の体に起こっている暑さ、寒さ、空腹感、痛みや疲れなどの症状に鈍感な場合があります。
そのため暑いということや、のどがかわいたことを自覚できず、周囲に伝えられない場合があります。
③特定の服装にこだわりがあり、気温が高くても厚着をしてしまう
こだわりの強さや感覚面のかたよりによって、季節にあわない服を着る場合があります。
カプリスでは、療育中の子どもたちの様子を見ながら水分補給の声かけや室温の調節を行い、子どもたちが少しでも快適に過ごせるように配慮しています。
暑さ対策をしながら、元気に夏をのりきりたいですね!!