遊びには物がいらないこともあれば、物が必要あるいは役立つこともあります。
例えば鬼ごっこは相手さえいれば成立するので、道具は不要です。
おままごとはどうでしょうか。
物が無くてもできるかもしれませんが、食器や食べ物のおもちゃがあるとリアリティが生まれて大変役立ちます。
これは先日ブログ担当もお子さんと遊んだのですが、
「紙飛行機とばし」
紙飛行機という物が必要になります。
こういった遊びに必要なものをあらかじめ準備しておくことも良いですが、
時には子ども自身で作ってみること(大人は手伝う)も発達にとって貴重な経験になります。
物をつくることそのものの楽しみを味わうことも、もちろん良いことです。
それに加えて
「作ったものを遊びに取り入れること」「作ったもので遊ぶこと」も良い経験になります。
その理由は「見通しを立てる力」が養われるからです。
「こうすればああなる」という見通しを立てる力は勝手についていくものではありません。
子どもの発達には経験が必須です。
「作ったもので遊ぶ」という経験を積む事で、「作ること」と「遊ぶこと」が繋がってきます。
楽しく遊ぶには何を作れば良いかという見通しを立てることができるようになっていきます。
「どうすればもっと良くなるだろう」と子どもなりに試行錯誤することも、作ったもので遊ぶことで経験することができます。
見通しを立てる力、試行錯誤して取り組む力は大人としても是非子どもに身に着けてもらいたい力ですよね。
子どもは遊びを通じて発達します。
たかだか遊び、されど遊び。
ここで培った見通しを立てる力や試行錯誤する力が将来に繋がってきます。
だからといって強制することや、何でも作らせるなどの厳しすぎることをする必要はありません。
あくまでも楽しいと思える範囲で取り組みます。
スパーク西京極でも、「自分で作りたい」と言うお子様がいらっしゃいます。
状況によりますが、自分で作ってもらったおもちゃで遊ぶこともあります。