ここ最近、朝晩の気温差を感じるようになってきました。
温度差が大きくなる季節の変わり目は大人でも体調不良になりやすいです。
この時期の子どもの様子で、
「朝から身体がだるそうでボーっとしている」
「あまりご飯をたべてくれない」
「いらいらしていて癇癪が増えた」
などの困りごとはないでしょうか。
理由はさまざまあるのですが、今回は3つ挙げてお話します。
①生活リズムの乱れ
日照時間や気温が変動し、朝起きる時間や寝る時間のリズムが崩れやすくなります。
特に発達障害のある子どもは、体内時計の調整が難しい傾向があるため、生活リズムが崩れると睡眠の質が低下し、体調が不安定になることがあります。
②感覚の敏感さ
発達障害のある子どもは、温度や湿度の変化に対して敏感であることが多く、体の不快感や疲労感を引き起こしやすいです。
寒さや暑さを強く感じやすいので、ストレスや不快感が積み重なり、体調不良につながりやすくなります。
③ストレスや不安の増加
季節が変わると保育園、幼稚園、家庭のスケジュールも変化するため、ルーティンの乱れにストレスや不安を感じる子どもが多くいます。
変化に対応しづらい特性を持つ子どもにとって、予定が不規則になったり、周囲が慌ただしくなったりすることで体調に影響を及ぼしやすくなります。
これらの理由もあり、季節の変わり目には体調不良が生じやすいと考えられています。
カプリスでも、その日その日の子どもたちの様子を見ながら、ストレスを軽減する工夫をしています。
安心できる環境でストレスを下げて、楽しく過ごしてもらいたいと思います。