新年度が始まって1ヶ月が経ちました。
甘えたり、赤ちゃん返りのような姿がでてきたり・・・
そんな姿に、不安になってしまうお父さんお母さんもおられると思います。
でもそれは、慣れたように見える裏で、子どもたちが頑張り続けてきたサインです。
新しい環境、新しい人間環境、新しいリズム。
1ヶ月間ふんばってきた子どもたちが、「ちょっと疲れたかな」「安心できる場所で、ホッとしたいな」と、
素の姿を出せるようになってきたことでもあります。
■療育の視点で見る「5月のゆれ」
カプリスは、この「ゆれ」をとても大切なものとして見ています。
・「泣ける」「甘えられる」は安心の証
・後戻りのように見えるが、前に進むための準備
お家でも「なぜか前に戻ってしまっている・・・」と感じることがあるかもしれません。
でもそれは、子どもが今成長している途中の姿なのです。
■5月の過ごし方
・「やりたくない」気持ちに寄り添う
→無理に引っ張らなくても大丈夫です。「疲れてしまう日もあるね」と気持ちに共感する。
・生活リズムを整える
→遅寝・遅起きが続くと気持ちも不安定になります。できる範囲で「いつものリズム」を保ちましょう。
頑張った4月、揺れ動く5月。
立ち止まっているように見えても、子どもたちは日々、見えないところで大きく育っています。
カプリスも、子どもたちの「その子らしい育ち」にそっと寄り添いながら、日々を過ごしていきたいと思います。