姿勢を保つことができない子には?

体幹が弱くてじっと座っていられないなど、姿勢に関するお悩みをお持ちのお子様がいらっしゃいます。


どうしたら良いのでしょうか?

ネットで調べると、「お腹と背中の筋肉を鍛える」というお話がたくさん出てきます。


姿勢を保つために、お腹と背中の筋肉が大事なのはもちろんですが、もう1つ鍛えねばならない筋肉があります。

むしろこの筋肉は背中とお腹より重要です。


それが、お尻の筋肉です。


人間が日本の足で立てること、背すじを伸ばして座れることは、サルやゴリラよりもお尻の筋肉が発達しているからです。


背骨の根っこである骨盤や腰部をしっかりと締めてくれるのがお尻の筋肉です。


背骨が木だとしたら、お尻の筋肉は根っこであり、土であり、植木鉢です。

その土台が緩くては、いくらお腹と背中が強くなっても、真っ直ぐ座ったり立ったりすることはできません。


では、お尻の筋肉を強くするにはどんな遊びをしたら良いのでしょうか?


最高のお手本は、お相撲さんです。


お相撲さん、おそらく人類で1、2位を争うくらい体幹が強いです。

そして、見事なお尻の筋肉。


お相撲さんがしていることと言えば、押したり引いたり!

特に押し合いっこは良いです。

お尻に力を入れて、体をまっすぐにしないと強い力が出ません。


スパーク西京極でも、押し合いっこはよくやっています。

手押し相撲でも、普通のお相撲でも、お尻相撲でもなんでもOKです。


遊んでいるときの声掛けとして、

「手はパーでギューってするんだよ!」

「体を伸ばして!」

という一般的なものに加えて、、、


「お尻をギューってするんだよ!」と言ってあげます。


子どものお尻をつついて確認してみるのもよいです。

弱い子は本当にフニャフニャと柔らかい状態です。


力の入れ方がわからない子には、

「うんち我慢するときのギュー!」という声掛けも効果的です。


もし機会があれば押し合いっこ、やってみてください!


もちろん、遊具を使った遊びや、大人をよじ登ったり、ぶら下がったりといった遊びも効果的なので、お相撲に限らず様々な遊びをしていただければなと思います!


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