スタジオ便り

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急な予定変更が耐えられない

急な予定変更があると、癇癪を起こしてしまったり、パニックになったりしてしまう子も少なくありません。

今回は一般的によくあるその原因と対処の仕方について書いておこうと思います。


急な予定変更で見通しが崩れる不安

急な予定変更でパニックに陥ってしまう子たち。

その原因の1つとして考えられているのが、見通しに対しての不安です。

見通しを立てるのが苦手な場合、急な予定変更によってどうなるかをすぐに理解出来ない場合があります。


急な予定変更が受け入れられない

できるだけ早く予定の変更を伝えてあげることができればベストですが、毎回そうもいかないと思います。

例えば、急な天候の悪化で予定が変更になるなど。

大人でも急な予定変更を受け入れがたい時がありますが、まだまだ発達段階にある子どもたちにとってはもっと受け入れ難い場合があります。


思い通りいかないことが積もり積もって

順番や日々のルーティンなどに強いこだわりがある場合や、予定変更が起こるまでに思い通りいかないことが積もりに積もっている場合、癇癪やパニックを起こしてしまうことがあります。


もちろんこれら以外にも急な予定変更で癇癪になる原因は様々あると思われますが、一般的に言われる対処法をご紹介していきます。


対処法①:見通しを立ててあげる

急に予定が変更になって見通しが立たない不安がある場合、予定が変わったことだけを伝えるのではなく、新しい予定ではどんなことをするのか、その後はどうするのかなどを丁寧に伝えて見通しを立てるお手伝いをしてあげる必要があると言われています。


予定表やイラストなど、視覚的にわかりやすい物を事前に用意しておくことも効果的です。


対処法②:最初から変更になった場合も伝えておく

急な予定変更の可能性があらかじめ分かっている場合は、B案も伝えておきます。

「お天気だったら公園に行こう」「もしも雨が降ってきたら、お家で遊ぼう」などです。


もしも当日に雨が降ってきて遊びに行けなくなった場合でも、見通しが立っている分、受け入れやすくなります。


対処法③:パニック中の子どもから少し離れる

離れるといっても完全に放置するわけではなく、少し距離をとって見守ります。

パニック中のお子さんに対して、大人も感情的に伝えてしまうとパニックに拍車がかかってしまう場合が多いです。

とはいえ、冷静に理性に働きかけるような言葉で言って聞かせようとしても、パニックの時の子どもの耳には入りにくいです。


大人の私たちはいずれかの方法を取りがちですが、逆効果になる可能性もあります。

だからこそ少し距離をとって、こちらが冷静になる必要があります。

また、子どもがパニックを抑えるにはある程度の時間もかかります。


ただし、癇癪のせいで怪我してしまうようなことがある場合は止めてあげれるように構えておいてください。

もしも可能であれば落ち着ける場所に連れていってあげて、落ち着きが出てきてから改めてお話をするのが効果的です。


どのお子さんにも必ず効果がある方法とは言えませんが、もしも癇癪やパニックになってしまった際の参考になれば幸いです。

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