こどもたちのごっこ遊び③:身近なものを見立てる想像力

ごっこ遊びは、子ども達の想像力を伸ばすのにとても良い遊びです。

ブログにはごっこ遊びの素晴らしさを複数回に分けて書いています。

前回は、初期のごっこ遊びについてでした。


今回はそれと関連して、ごっこ遊びの中で必ず出てくる「見立てる」という行為について考えていきたいと思います。


遊びに必要なものを「見立てて」用意する

おままごとで遊ぶためには、必要なものを準備しないといけません。

例えばお料理のシーン。

作りたい料理に、そこにある具材のおもちゃだけでは足りないことがあります。


焼きそばを作ろう!

と思ったのはいいけれど、具材のおもちゃはにんじんや玉ねぎしかない。

そこで子ども達はどうするか。

縄跳びを麺に「見立てて」みたり、茶色いブロックをお肉に「見立てて」みたり。


この見立てると言う行動には想像力が必要です。

ごっこ遊びでは「本物」を使いません。

「偽物」もしくは「見立てたもの」を本物のようにイメージして使う必要があります。


そうした経験を積む中で、想像力が伸びていきます。


だからといってリアルなものを全く置かないと言うのは、また良くなくて

2~3歳ころはイメージそのものがはっきりしていないので、上手に見立てたり製作したりすることは難しいようです。

なので、ある程度リアルなもの、わかりやすいものを準備したり、大人が見立ててあげるなどの援助が効果的です。


スパーク西京極に通う子ども達もごっこ遊びが大好きです。

1人1人の段階を見極めながら、ごっこ遊びを行い、子ども達と関わっています。

もちろんごっこ遊び以外も!




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