赤ちゃんが生まれてから歩けるようになるまでに通る道、ハイハイ。
実はこのハイハイはとっても大切な運動です。
ハイハイがどういう運動か。
人の体は、体幹部(腕、脚、頭を除いた胴体部分)に力が入り、背骨が安定して初めて四肢(腕や脚)がしっかりと動きます。
ハイハイは体幹をまっすぐにし、腕と脚を動かします。
また、腕と足でしっかりと体を支えないと進むことが出来ません。
赤ちゃんは何度もハイハイをすることによって、体幹を安定させて四肢を動かす機能を高めていきます。
この機能は立って歩くことを始め、、様々な運動をする上で基礎となってきます。
また、ハイハイをするときにしっかりと手をパーで地面について、体を支えないといけません。
これは将来的に、こけた際に地面に手をつく動き、押す動きなど様々なシーンに繋がってきます。
ハイハイの期間が短かった、段階を飛ばして立ってしまったなどで、後々響いてくることもあると聞きます。
スパーク西京極でも、トンネルをくぐったり、マットによじ登ったりといった自然な形でハイハイができる遊びに取り組んでいます。
こういった遊びを通じて体幹や手の機能も高まっていくことが期待されます。