日頃は花咲くみらいカプリスにご理解、ご協力ありがとうございます。
先日カプリス四条段町では、みんなでお好み焼き作りに挑戦しました。
活動の狙いは、「お友だちとクッキングを通して、食に興味を持つ!」ことです☆
まずは材料の準備からスタート♪
キャベツをちぎると「お山みたい!」と嬉しそうにお皿に盛りつけたり、キャベツの大きさを見せ合ったりと
自然におともだちとのやりとりが生まれていました。
ウインナーは包丁を使って真剣な表情でカット。
コーンはスプーンで上手にすくってボウルに入れます。
そして生地をスプーンで混ぜる時には、自然と「おいしくな~れ!」の声が♪
子どもたちの気持ちがこもった生地ができあがりました。
ホットプレートで焼き始めると、焼けていく様子を見たくて一生懸命背伸びをする姿も。
「まだかな?」「いいにおいがしてきた~!」とわくわくが高まります。
焼きあがったお好み焼きは、もちろんペロリと完食!
ソースを口のまわりにつけながら食べる姿からも「おいしい!」の気持ちが伝わってきました。
帰り際には「お家でもお手伝いできる!」と話してくれる子も。
今回のクッキングが、食への興味や自信につながったことを嬉しく感じています。
これからも、みんなが楽しみながら学べる活動をたくさん企画していきたいと思います!
6月になり、園や家庭でも「衣替え」が始まる時期です。
でも実はこの「衣替え」、子どもにとっては小さな変化ではなく、大きなストレスや不安になることがあります。
発達に特性のある子どもたちは、季節の変わり目で行動や気持ちが不安定になることも。
今回は、衣替えを通して見えてくる子どもたちの困りごとと、そのかかわり方について考えてみたいと思います。
◇衣替えで見られる「困りごと」の例
①感覚の敏感さ
半袖になると「肌が出る感じが落ち着かない」。
肌の素材が変わることで「ちくちく」「ぺたぺた」が気になる。
→服を脱ぎたがらない・着替えを嫌がる・不機嫌になるなどの行動につながることもあります。
【サポートの工夫】
・事前に素材が似ている服に慣れておく
・感覚に配慮した、タグなし、柔らかい素材の服を提案
・無理に一気に変えず「お家だけ半袖」などステップにわける
②こだわりの強さ
「いつも長袖じゃないとイヤ」「この服しか着たくない」
服への強いこだわりは、安心のための行動でもあります。
【サポートの工夫】
・新しい服でも「見ためが似ている」「色が同じ」など、こだわりのポイントを満たす工夫
・選ばせることで主体性と納得感を育てる
③気持ちの切り替えが苦手
季節が変わったこと、服が変わることを理解するのに時間がかかる子もいます。
「昨日は長袖だったのに」「今日は半袖?どうして?」と混乱することも。
【サポートの工夫】
・「季節のうつりかわり」を絵本やカレンダーで伝える
・生活の中で「暑くなってきたね」「服も薄くなるね」と繰り返し話題にする
◇衣替えは子どもを知るチャンス
衣替えで見られる「こだわり」「感覚の過敏」「不安定さ」は、子どもたちの特性を見るチャンスでもあります。
大人が「なぜ?」と困るその行動の裏には、ちゃんと理由があるのかもしれません。
困った行動に目を向けるだけでなく、
「どうしたら、この子が心地よく過ごせるか?」
「安心できるようにするには何が必要か?」
そんな視点でかかわっていきたいですね。
◇焦らずゆっくり
衣替えは、ただ服が変わるだけではありません。
子どもにとっては、いろいろな「特性」が表れやすい時期です。
だからこそ、焦らずゆっくり・・・
「この子にはどんなサポートが合うかな?」と、大人が寄り添い、こどもが少しでも安心できる時間にしていきましょう。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解、ご協力ありがとうございます。
緑が鮮やかで風が心地よく過ごしやすい気候となりました。
4月からの新しい環境にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか?
カプリス小集団、放課後等デイサービスも4月から進級に合わせて少しメンバーが新しくなりました^^
4月当初は新しいメンバーに緊張気味の様子も見られましたが、1ヶ月が経ち、一緒に自由時間を過ごしたり、おやつの時間にお話しをしたりと、お友達同士のかかわりも増えてきました(^▽^)
そんな中、5月5日のこどもの日にちなんで「柏餅づくり」に取り組みました。
今回は上新粉、白玉粉、水、砂糖を使い、一から作ってみました!
まずは分量を量ります。
グループの中で、担当をくじ引きで決めます。
みんな自分の役割を確認して、計量器を見ながらゆっくり慎重にボウルに入れていきます👀
材料を混ぜ合わせたらレンジで少しずつ温めます。
今回は子どもたちが作りやすいように蒸し器ではなく電子レンジを使用しました!
お餅の状態になったらそれぞれ自分のお餅を丸めて形を整えていきます✨
中にあんこを入れて柏の葉を巻いたら完成!みんなでいただきます!!
柏の葉は、「葉っぱの匂いがする!」「初めての匂い!」と匂いを確かめている子もいました^^
あんこだけでなくチョコを中に入れてアレンジも楽しみました♪
柏餅を食べたことがない子も、自分で作ったという特別感もあり、前向きにチャレンジ出来ました☆
お餅の触感や柏の葉の見た目や匂いなど、五感を使って柏餅を味わっていました。
食を通して季節を楽しむこともでき、良い経験になったのではないでしょうか。
カプリスでは今後も、季節を感じられるさまざまな活動を療育に取り入れていきます。
日頃は花咲くみらいカプリスへのご理解・ご協力ありがとうございます。
先日カプリスでは、春の季節を感じられる“そらまめ”を使った食育活動を行いました。
【活動のねらい】
〇感覚の刺激(五感の刺激)
さやの感触や匂いを感じることで、触覚や嗅覚を刺激し、感覚統合の発達を促します。
〇手先の発達
さやをむく動作は、指先の巧緻性を高め、手先の発達に寄与します。
〇調理への興味
自分でむいたそらまめを調理して食べることで、食べ物への興味や食育への理解が深まります。
~そらまめのさやむき体験の様子~
大きなさやの中に、ふわふわのベッドのような綿。そして、その中に並んでいる緑色のお豆たち!
初めて見る子も多く、「触ったら、ふわふわが消える…」、「そらまめくん起きて~!」、「くさい~」、「やわらかい~」
と、五感をフルに使って楽しんでいましたよ。
さやを両手でぎゅっと開いたり、豆をそっと取り出したりと、指先や手の力をたくさん使う場面も。
「むけたよ!」、「みてみて!」、「かたい~手伝って!」など、嬉しそうに見せてくれる笑顔が印象的でした(^^)
活動のあとは、塩ゆでをしたそらまめの味見!
「おいしい!もっと欲しい!」
「う~ん、、、」となりながらも「もうひとつ食べてみる!」と、普段は豆類が苦手で食べない子たちも
自分たちでむいたそらまめだと格別♪ みんなと一緒に食べるとおいしいね(*'▽')
今回の活動では、食べ物に興味を持つことはもちろん、“旬”の食材を知り、季節を感じる大切さにも触れました。
季節の食材を取り入れることで、子どもたちに「今の季節を感じる」を伝えることができました。
また食材への親しみは、偏食を減らすことにもつながる大切なステップです。
今後も、こうした日常の中の “ちょっと特別な体験” を通じて、子どもたちの育ちを支えていきたいと思います。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解・ご協力ありがとうございます。
今月は子どもたちと一緒にカレー作りを楽しみました。
にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ウィンナーを子どもたちに切ってもらいました
にんじん、じゃがいもの型抜きは「かたい~!」と苦戦しながらも、綺麗なお花型ができました♡
「じゃがいもって硬いんだね!」や「玉ねぎで涙が出てきた~。」と言いながら、食材に興味を持つ姿がたくさん見られましたよ(^^♪
みんなで切った具材をお鍋に入れてジュージューと炒めると、「いいにおいがしてきた!」と子どもたちは食べるのが待ち遠しい様子でした♪
だんだんと部屋いっぱいにカレーのいい香りが広がってくると「お腹すいたよー!」、「まだかな?」とワクワクする子どもたち(^^♪
出来上がったカレーを、みんなで「いただきます!」
おかわりする子も多く、「もう作り方覚えたから、お家で一人で作れる!」という声も聞こえてきました✰
食べ終わったら、みんなで「ごちそうさまでした!」
こどもたちで食器を片付けて、テーブルも拭いてくれました♪
「次はどんなクッキングできるのかな?」と、次回を楽しみにしてくれる子どもたちです(^^)/
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解、ご協力ありがとうございます。
先日、年中児・年長児の小集団療育で手巻き寿司をつくりました。
炊きたてご飯の香りに、鼻をひくひくさせながら「いいにおいする~」とわくわくしている子どもたち。
指導員がまきすを使って作り方を説明すると、子どもたちは早速、自分だけのオリジナル手巻き寿司を作るために、手を動かし始めました。
まきすを見て「つまようじがたくさん並んでるみたい!!」と初めて見るまきすに感動している子もいました。
具材の選び方も自由です。中には、ウィンナー3本入りに挑戦する子、ちょっとした冒険心で初めて食べる食材に挑戦する子もいましたよ。みんなで助け合いながら、「こうやってまけばいいよ」と互いにアドバイスを交わす姿は、学びと友情が育まれる瞬間でした(^_-)-☆
子どもたちは、自分で作った手巻き寿司を嬉しそうに手に取り、一口食べる度に「めっちゃおいしい!」と笑顔を見せてくれました❣❣
お互いに「どんな具材いれたの?」と感想を交わし、まるでちいさなグルメフェスのような賑わいでした☺‼
今回の手巻き寿司は、ただ料理を楽しむだけでなく、手作りの大切さやチームワークを学ぶ良い機会となりました。
子どもたちの「できた!!」という自信に満ちた表情を見て、心から嬉しく思いました。
また、次回も子どもたちの笑顔をたくさん見られるようなイベントを企画したいと思います♪
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解とご協力ありがとうございます。
カプリスでは万が一の火災に備えて、定期的に避難訓練を実施しています。
今回はその様子をお伝えします。
1月24日(金)、15時に火災を想定した避難訓練を行いました。
突然の非常ベルに驚いた表情になる子どもたち。
それでも職員の指示に従い、子どもたちはすぐに行動開始!
「煙が上がっている場所には近づかないよ!」、「口を押さえて低い姿勢で!」という指示のもと落ち着いて、静かに行動できていました。
日頃からの練習が、しっかりと身についている様子でした。
避難場所である1階、玄関先では全員が無事に集まることができました。
落ち着いて、スムーズに行えたことに驚きと安心した気持ちでいっぱいになりました(^^)
子どもたちが一生懸命に、取り組む姿は印象的でしたよ。
最後に子ども達と、振り返りを行いました。
保育園、幼稚園で何回もしているということもあり、みんな避難の知識がたくさん。
「物よりも命が大切!」や「ちょっとビックリしてドキドキした。」とたくさんの感想がでました。
訓練で身につけた行動が命を守る!
これからもカプリスでは、子どもたちが安全に過ごせる環境を守るため、防災対策を行っていきます。
引き続き、ご協力とご理解をよろしくお願いいたします。
花咲くみらいカプリスです。
これから寒さが厳しくなる時期ですが、健康に配慮しながら、子どもたちが元気いっぱいに過ごせるよう努めてまいります。
先日、梅の宮神社まで初詣に行ってきました。
寒さに負けずに、元気にお出かけです!!
神社に着くと大きな鳥居が目の前に!!
「おっきーー」「と・り・い」と興味津々の子どもたち。
おじぎをしてくぐるとき、膝をまげてくぐっている姿がとっても可愛らしかったです
いよいよ、お参りタイム♪
梵鐘をたくさんならし、小さな手にお賽銭を握りしめて「えい!!」と一生懸命、賽銭箱に投げていました。
投げた後は、ちゃんと入ったか覗き込む子や「まだやりたい」と嬉しそうな声をあげていました。
お友だちがしている様子を見て、やりたくなった子は順番待ちをしたり、みんなそれぞれ楽しそうに挑戦していました(^_-)-☆
小さな手で頑張ったお賽銭。
きっと、神様にもみんなの気持ちが届いたことでしょう♪
帰り道では、「たのしかった~」「また行く?」とお話しが弾んでいました。
途中でしめ縄や門松を見つけたり、猫じゃらしを拾ったり、探検気分も味わいながら元気に帰りました。
未満児さん年少児さんにとって初詣は「みんなといっしょにする特別なこと」の発見がいっぱいになりました。
神社での体験を通して、子どもたちの心がまた一つ育ったように感じます。
これからも安心して、楽しく過ごせるようにたくさんの経験をして成長を見守っていきたいと思います。
こんにちは。花咲くみらいカプリスです。
日中は夏と変わらない暑い日が続きますが、日が暮れるのが少しずつ早くなってきました。
プールや夏祭りなどたくさんの行事を楽しんだ夏が終わり、新しい季節の訪れに少しソワソワしている子どもたち。
夏の思い出と共に一回り大きくなり、たくましくなった姿で元気いっぱいに遊んでいます☆
こんがりと日焼けした子どもたちの顔に、ひと夏の成長を感じますね(^^)
さて、新年度も半分が過ぎ、あっという間に9月です。
カプリスの小集団療育では、9月のカレンダー製作を行いました。
まずは「お月見ってなぁに?」と言う質問から、みんなで意見を出し合いました。
「お団子を食べる!」「お月さまにうさぎがいる日!」「なんか細い草みたいなのを飾る!」
と、思い思いに自分の知っていることを発表してくれます。
その後、指導員からお月見の由来のお話をしました。
今年のお月見は「9月17日」と伝えると「うさぎ見えるかなぁ!」
みんなとても楽しみにしています♪
次に、なぜお供え物をするのかな?についての話し合いです。
子どもたちに写真を見てもらうと、すすきのことを「お米!」というお友だちが(*'▽')
「秋の収穫に感謝するために」お月見を行うことをお話しします。
この時期はまだ、稲穂の穂が実る前の時期であることから、穂の出たすすきを稲穂に見立てて飾った、と言われています。
9月17日の夜、秋の美しい月を眺めるのが楽しみですね♪
こんにちは。花咲くみらいカプリスです。
本格的な夏を迎え、子どもたちは毎日水あそびや絵の具遊びを楽しんでいます。
そのほか、色水や氷を使った遊びも大人気♪
少しでも涼しさを感じられる遊びを取り入れながら、暑い夏を乗り越えていければと思います!
✿絵の具遊び✿
最初はちょんちょんと絵の具を指先で触っていたのが、だんだん大胆に!
ぷちぷちの下に絵の具を入れてジャンプジャーンプ!
ジャンプしても足の裏に絵の具がつかないことに、とっても不思議そうでした。何度も足の裏を確認している姿が可愛いかったです♡
絵の具遊びが終わったら、全身の絵の具を洗い流します(^^)
「きもち~!」と言いながら水遊びも楽しみました♪
お部屋で氷絵の具や、色水を使った遊びも大人気です。
少しでも涼しさを感じられる遊びを取り入れながら、夏を乗り越えていければと考えています。
年中、年長小集団ではみんなでカラオケ大会もしました♪
入場行進から始まり、1人ずつ前に出てきて “さんぽ” や “みんながみんな英雄” を大熱唱です!
少し恥ずかしい子は、みんなで手をつないで “夢をかなえてドラえもん” を歌ってくれましたよ。
小集団療育では、様々な技法を取り入れた絵の具での製作、手先を使った三つ編みブレスレットや集団遊び、お友だちと協力する活動も楽しんでいます。
最近では、指導員が間に入らなくても、お友だち同士で物の貸し借りや順番決めをする姿が見られるようになりました。
お喋りを続けているお友だちに、「今はお話を聞く時間やで!」など注意をする子も。
それを見た別のお友だちも影響を受けるようになり、療育の中で、仲間同士で声をかけ合うことを自然と学んでいます。
指導員の声かけは最小限にしながら、子どもたち同士のやりとりを見守る時間を今後も作っていきたいと思います。