(紙皿で遊べる玩具を作ろう!)
いつもスパーク西京極の活動にご理解ご協力していただき誠にありがとうございます。
寒い日が続いておりますが、子どもたちは元気いっぱいスパークに来てくれています。
今回は、1月28日(金)と31日(月)に開催予定の工作イベントについてお知らせをさせていただきます。
(子どもたちの「みてみて!」に全力で応えたい)
よく子どもたちは園で作った作品やお家で描いた絵をスパークに持ってきてくれます。
得意気に「作ったよ!」と見せてくれる表情はとっても素敵。
一生懸命に作ったんだろうなと思うとみるだけで心が温まります。
一方で、
「工作が苦手。」「座って何かに取り組むのが苦手。」
「絵を描くのが嫌い。」「手先が不器用。」
と言った声も。工作に楽しさがなかなか感じにくい子どもたちがいるのも確かです。
工作が好きな子どもたちがもっと工作が好きになる!
工作が苦手な子どもたちが昨日よりちょっと工作に興味を持つ!
子どもたちが一生懸命取り組む姿、「みてみて!」という言葉に全力で応えるイベントをご用意いたしました。
(スモールステップで始めよう!)
「工作」となると、座って30分ぐらい集中してとりかかる姿をイメージしませんか?
しかし、その時の気分や、体やこころの発達に応じて出来ることはみんな違います。
普段の療育と同じように、工作でもまずは思い切り楽しんでもらうことを大切にしています。
一人一人の段階に合わせながら、「できた!」という自信や達成感に繋がる経験になれば幸いです。
是非お子様が一生懸命に作った手作りおもちゃで一緒に遊んでみてください。
療育士も全力で一緒に遊びます!
(イベント詳細)
日程:1月28日(金)、31日(月)
時間:2枠目 10:45~11:45
3枠目 13:30~14:30
場所:スパーク西京極スタジオ
作れる物:紙皿ブーメラン、紙皿太鼓
〇スケジュール
1 大きいお部屋で思いきり走ろう!
2 工作タイム
3 完成した玩具で遊ぼう!
※ 参加をご希望される場合は西京極スタジオにお電話、またはスタッフに直接お声掛け下さい。
※ 西京極スタジオをご契約されている方限定のイベントになっております。
(親子でふれあい親子遊び!)
いつもスパーク四条段町の活動にご理解ご協力していただき誠にありがとうございます。
寒い日が続いておりますが、子どもたちは元気いっぱいスパークに来てくれています。
今回は1月24日(月)に開催予定の親子でふれあい遊びについてお知らせをさせていただきます。
(「抱っこなんて恥ずかしい!」そう言われる日まで)
子どもたちが大きくなるのは一瞬。
喜ばしい反面、少し寂しい気持ちも…。
去年まで抱っこを求めていた子どもが、急に恥ずかしがって拒むようになった時なんともいえない気持ちになります。
抱っこやぎゅー、おんぶ、手を繋いで歩いたり。
くすぐり合って遊んだり、お膝の上に座って絵本を読んだり。
そういったふれあい遊びは今しかできないことなんだと改めて実感させられる毎日です。
(ふれあい遊びは体と心にいいこといっぱい!)
ふれあい遊びは、子どもに色々な感覚の情報を送ります。
触覚:体温や触り心地
前庭覚:揺れや浮遊感、傾き
固有受容覚:骨や筋肉を感じる動き(しがみついたり、ぶつかったり、ふんばったり)
視覚:表情
聴覚:声や周りの音
などなど!これらの情報を受け取って頭の中で整理したり運動していくことは、子ども達の成長に欠かせないものになっていきます。
(愛されているという実感の中で社会性は育っていきます)
子どもたちが社会に積極的に働きかけていく為には、休息地が必要です。心理学では安全基地と言われています。
安全基地であるお母さんお父さんは怖いことや悲しいこと、逆に嬉しいことや楽しいことも全部受け止めてくれる存在。
だから子どもたちは外の世界に勇気を振り絞って働きかけてくれます。
子どもたちが外の世界であるスパークに来て私たちと遊んでくれるのは、お父さんお母さんという心強い安全基地があるから。
そんな子どもたちの成長に欠かせない安全基地をどんどん強くしていくのは、信頼関係だと言われています。
ふれあい遊びは、信頼関係を築いていくのにぴったり。「こんなに大事にされている」という実感を得やすいんです。
(親子でふれあい遊びしませんか?)
1月24日(月)に四条段町スタジオにてふれあい親子遊びを実施致します。
(四条段町スタジオに契約されている方限定のイベントになります。西京極スタジオに関しましては別日に工作イベントを実施致します。)
実施日:1月24日(月)
時間:2枠目 10:45~11:45 (未満児さんから年少児さん向け)
3枠目 13:30~14:30 (年中児さんから年長児さん向け)
〇スケジュール
1 親子で体操
2 親子でふれあい遊び
3 みんなで遊ぼう! 2枠目 新聞紙遊び / 3枠目 手つなぎ遊び
※ 兄弟姉妹が参加される場合、事前にスタッフにご連絡下さい。
※ 参加をご希望される場合、四条段町スタジオにご連絡下さい。
※ 四条段町スタジオをご契約されている方限定のイベントとなっております。
」
新年あけましておめでとうございます。
2022年となりました。
オミクロン株が急激に拡大しつつありますが、皆さま楽しいお正月を過ごされましたか?
スパーク西京極、スパーク四条段町ともに引き続き感染防止対策を徹底し、
親御さまとお子さまに安心して通って頂ける施設であり続けるよう、職員一同努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、楽しいイベント<スペシャルスパーク>も毎月不定期で開催します!
今月は次の3つのイベントを準備しました。
②③につきましては若干空きもございますので、案内のチラシをご覧いただき、またお声掛けください。
①<親子でレゴのおもちゃを動かしてみよう!>~マイクロビットを使ったプログラミング体験~
(1/26(水)西京極スタジオ、四条段町スタジオ共同開催)
②<ふれあいスパーク>~親子遊び~
(1/24(月)四条段町スタジオ開催)
③<工作スパーク>~紙皿工作~
(1/28(木)、1/31(月)西京極スタジオ開催)
※2月は親子でリトミック、などを企画中です。決まり次第ご案内いたします。
スパーク事業部
熊谷
こんにちは!最近雪が降ったり本格的に冬の寒さを感じるようになってきましたね。
スパークに来た子どもたちも「今日雪合戦したよー!!」「雪だるま作ったよー!」と大喜びで教えてくれます♪
冬休みも始まり、子どもと過ごす時間が増えて嬉しい一方、怪獣みたいに朝から家で大暴れされるのではないか…。と不安もよぎる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、子どもたちが興奮状態になっている時と落ち着いている時について詳しく解説しながら、最後はお家でも出来る簡単な落ち着き方法をご提案させていただきます。
覚醒と落ち着きの繰り返し
さっきまで大声で笑い転げながらおおはしゃぎしていたのに、気付けばソファで眠そうにしている。
こんなこと沢山ありますよね。大人だってありますが、子どもはもっと顕著。
人を車に例えると、覚醒(アクセル)と落ち着き(ブレーキ)を繰り返しながらちょうどいい速度を探していきます。
そしてちょうどいい速度を保つことで社会参加が促されていきます。
過度な覚醒状態、過度な落ち着き状態、ちょうどいい状態の関しましては、下記の資料を参考に↓
過度なストレスはアクセルとブレーキを故障させる
ストレスと聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、成長には必要なもの。
ストレスを跳ね返し、修復していく過程で人はどんどん成長していきます。
大人になると、好きな食べ物を食べたり、カラオケに行って大きな声で歌ったり、映画を見て大泣きしたり。色々な方法でストレス発散をしています。
でも処理しきれない大きなストレスや、修復していないのにどんどんストレスを受け続けると先程説明したアクセルとブレーキが故障してしまいます。
ましてやまだ自分のストレス発散方法も、ストレスを受けているとも気が付けない子どもたち。
故障しても自分で直すことが出来ません…。
先程も人を車に例えて説明させていただきましたが、アクセルとブレーキが故障したままでは道路を走ることは出来ません。
赤信号で止まれと言われてもブレーキが利かない状態では止まれませんよね。
逆に青信号だから進みなさいと言われてもアクセルが効かないと進めません。
つまり、社会生活において「座って先生のお話しを聞いて下さい。」と言われても走り回ってしまったり、「もう園に行く時間だよ!」と言われてもぼーっとして動かなかったりなどいろいろな場面で支障が出てくるわけです。
過度なストレスでアクセル全開ブレーキ全開の様子は下記の図を参考に↓
子どもたちはまだまだ調整力が未熟
未就学児さんはまだまだこの覚醒と落ち着きのアクセルとブレーキの扱いを調整中の段階。
さっきまで大声で叫びながら戦いごっこをしていたかと思えば、急に寝ていたり。スイッチのオンオフがすごく激しいのが特徴です。
そこに日常生活で処理しきれない量のストレスを抱えると日常生活で困る場面が出てきます。
覚醒と落ち着きの繰り返しで調整力をつけていく
スパークではまだ調整の練習中の未就学児さんに対して、大人が意図的に覚醒と落ち着きの繰り返しを経験させていきます。
思い切り走って戦いごっこをして休憩を長めに取ったり。遊びの内容に緩急をつけたり。
そうしていくうちに段々子どもたちは自分にちょうどいい状態を知っていきます。
スパークでの例は下記の図に記載↓
お家でも出来る10カウントでリラックス
スパーク西京極・四条段町では、落ち着きの時間として水分補給の後10秒数える時間を作っています。
お母さんお父さん、療育士の膝の上にお子様に乗ってもらい、優しくぎゅーをしたり背中をさすったりしながら10秒ゆっくり数えます。
最後は深呼吸。ふーっと息を吐きます。
深呼吸、これも結構心身ともに大事なんです。またブログで説明できたらと思います。
お家でも簡単に出来る方法なので、「ちょっと落ち着いてお話し聞いて欲しいな。」と思った時にしてみて下さいね。
手順は下の図に記載↓
(触って触られて自分の体を知って行こう!)
突然ですが、目を瞑って耳を触ってみて下さい。
出来たでしょうか…?
当たり前に出来ることかもしれませんが、これが出来るのは自分の体を頭の中で思い描けているから。
見えなくても体の大きさを把握しているからなんです。
まだ生まれて数年の子どもたちはこのお母さんお父さんが出来るすごい技を習得中。
どうやって習得していくのか一例をご紹介させていただきます。
ぶつかりやすかったり、手先が不器用な気がしたり、転びやすかったり…。なんだか気になるな。と思うことはありませんか?
一概にこれが理由!ということは出来ませんが、いくつか当てはまった場合ボディーイメージの形成が関係しているかもしれません。
(ボディーイメージとは?)
ボディーイメージとは自分の身体イメージのこと。
自分の体の輪郭はどこなのか?どこをどのように動かすとどれぐらい動くのか。全てボディイメージを持っているからこそ把握できることです。
小さいトンネルをくぐるときにぶつからないように体をかがむのはこのボディイメージが形成されているから。人とぶつからないように避けたり出来るのもこのおかげです。
形成が未熟だと、自分の体の輪郭がもやがかかっているかのように分からない状態。結果、人や物との距離感が掴みづらくなり日常生活でトラブルがおきやすくなります。
☆6歳ぐらいには大体完成するそうなのでまだスパークに来てくれる子ども達は形成する時期に当たります。
(まずは自分の体を知っていくことから)
ボディイメージは急に形成されるものではありません。形成するための前の段階があります。
ボディイメージはまず、自分の体という存在に気付くという段階が極めて必要。その段階とは、触覚・前庭覚・固有受容覚という3つの大きな感覚を受け取っていく段階のこと。
(各感覚の説明は下記の表を参考↓)
たくさん触れ合って愛着を感じ、重力や傾きなどを経験しバランスを取り、体をとにかく動かしてみながら子供たちはこの世界の中に自分の体が存在していることを理解していきます。
そして次は視覚(目で見る情報)で自分の体に意味づけを行っていきます。
「こんな形をしているのか。こんな大きさなのか。なるほど…。」そんなことを知っていくうちに出来上がるのがボディーイメージです。
(3つの感覚を使った具体的な遊び ①ふれあい・じゃれつき遊び)
ボディーイメージを形成するうえで大切になる先程説明した3つの感覚を使った遊びをご紹介していきたいと思います。
1つ目はふれあい・じゃれつき遊び。
スパークでは積極的に抱っこやおんぶ、くすぐりなどスキンシップを取るかかわりを行っています。
例えば、抱っこ遊びでよくするコアラさん。この遊びの中で、
①人肌に触れながら安心する(触覚)
②上下や左右、色々な速さで揺らされたり浮遊感を感じる(重力)
③落ちない様に体全体を使ってしがみつく(固有受容覚)
という3つの感覚を感じ、ボディーイメージの形成に繋がる土台作りをしています。
(3つの感覚を使った具体的な遊び ②感覚遊び)
2つ目は感覚遊び。
すずらんぽんぽんやボールプール、エアホイール、布ブランコ等をスパークでは行っています。
例えば布ブランコでは、
①ふわふわのタオルが肌に当たる感覚(触覚)
②上下左右、回転等様々な速さ方向で揺れたり浮く感覚(前庭覚)
を感じます。
お家のお布団で「まきずしにちゃおう!」と言って子どもを巻いたり、くすぐり合って遊んだり、抱っこやおんぶをしてみたり、体で木登りをしてもらうなどでも効果大なので、是非時間がある時にしてみて下さいね。
(スパークではボディイメージの形成を促します)
スパーク西京極、四条段町ではふれあい遊びや感覚遊びを通してボディーイメージの形成の土台作りを行いながら発達を促していきます。
楽しい遊びの中で「お腹にタッチ!」「足をパクパク!」等、体を意識するような声掛けややりとりを繰り返していきます。
自分の体の存在を把握し、社会(周りの大人や環境)に受容されている、愛されているという絶対的な安心感の元、体を動かしたり社会に働きかける楽しさを育んでいきます。
日常のお子様のご様子を伺うと、「気付けばなにかを噛んでいて」とお話しされる保護者の方がいらっしゃいます。お洋服の襟を噛んですぐにお洋服がダメになってしまったり、爪を噛んでしまって全然爪が伸びてこなかったり・・・
注意してもなかなかやめられなかったり、お子様自身も気付いていないくらい無意識の行動であることもあります。
では、どうして子ども達は何かを口に入れて噛んでしまうのでしょうか。
指しゃぶりの延長にあり、気持ちを落ち着かせる精神安定剤のような役割をもつものです。3歳頃には減ってくるとされていますが、その後代わりのものを口に入れるようになり、それが癖となって長く続くことがあります。特にてもちぶさたになってしまったとき、反対に何かに集中しているときに無意識に口に入れていることが多いです。
これは子ども自身が癖を自覚して直そうと意識することで直ることが多いので、無意識のうちに行っている時は気付けるような声掛けをしてあげるのが良いかと思います。
欲求不満や緊張、不安を感じている時に見られるものです。最近物をかむようになったな、と気づいたときには一度、物をかみ始めた時期に大きな環境の変化や緊張、不安を抱えてしまうような出来事が無かったかを考えてみるのも良いかも知れません。
不安や緊張が原因と思われる噛み癖が出ているときにはあまり細かいことを注意したり叱ったりせず、子どもがリラックスできる環境を作ってあげることが大切になります。何かを噛んでいても「噛まないで」と声をかけるよりも他のことに注意を向けてあげることが必要です。
ストレスの高い時に見られる行動でもあるので、ストレスを下げて安心させてあげるような関わりをしてあげることも効果的です。
〇子どもと肯定的なコミュニケーションをとる
子どもの話に向き合い、気持ちに共感してあげる。できないことを叱るのではなく、できたことを褒めてあげる
〇子どもとのスキンシップを増やす
ギュっとし抱きしめたり、手を繋いだりする機会を増やす
〇子どもが好きなことをさせてあげる
子どもの夢中になれる遊びや、集中できることを大切にする
〇子どものストレスの原因を見つける
日常生活を見直し、子どもにとって安心できる環境を作ってあげる
発達に特性のある子どもたちの中には、『感覚鈍麻』という特徴がみられることがあります。感覚鈍麻の子ども達は日常的に受ける刺激が少ないため、自分から感覚刺激を入れようと手をパチパチと叩いたり、グルグルと回ってみたり、自分を叩いてみたり、触り心地の良い物を触ることがあります。
口は身体の器官の中でも特に敏感な部位であるとされていて、小さな子どもは口の中に物を入れて様々な情報を判断することがあります。噛んだり口に入れたり唇に触れさせたりすることで様々な情報を判断することがあります。
このような場合には、本人の意識を口内刺激から逸らし、他の物に意識を向けるよう働きかけてあげるのが良いです。
やることがなく暇になった場合、発達に特性のある子どもたちは時間を潰す方法を自分で考えるのが難しい場合があります。そのため、とりあえず自分の好きなことやできることとして感覚遊びをしようとした結果、その場にある物を噛んでしまったり、指しゃぶりをする子どもがいます。
原因としては暇な時間を潰す手段がないことなので、噛み癖のある子でもやることをきちんと伝えたり、次から次へと刺激を与えることで暇な時間をなくしてあげると噛み癖が出なくなる、ということもよくあります。
ようやく緊急事態宣言が明けました。
まだまだ予断を許さない状況ではありますが、
ワクチン接種も進み、感染防止対策を講じながら外出や人との交流を楽しむ日常が戻りつつあります。
さて今回は、宣言解除に伴い、
スパーク西京極、スパーク四条段町、それぞれの療育スタイルの特徴を改めてお伝えいたします。
☆西京極スタジオ☆
療育室大と療育室小、同じ時間帯で最大3名のお子さまに療育を提供しております。
今までは、感染防止の観点から完全個別療育を徹底しておりましたが、宣言解除に伴い、
療育室大は2名のお子さまで空間をシェアして使用する、従来のスタイルに戻させていただきます。
療育室小は引き続き、扉を閉じて完全個室での療育も可能です。
個別療育を基本としつつ、お子さまの発達段階や保護者のご要望に応じて、
お友だちとかかわる機会も持てる療育を提供いたします。
☆四条段町スタジオ☆
とても広い療育室を完備しています。同じ時間帯で最大3名のお子さまに療育を提供しております。
療育開始10分間は、指導員や同じ時間帯のお友だちと一緒に、思いきり走り回る「わくわくタイム」を設けています。
お友だちの存在を意識しながら有酸素運動を行った後、落ち着いてそれぞれの個別療育に入ります。
療育中にお友だちの遊びに興味を持ったり、一緒に遊びたいなと思ったりしたときは、
お子さまの発達段階や保護者のご要望に応じて、
他者とのかかわり方やコミュニケーションの力を育める環境をご用意しています。
引き続きスパーク西京極、スパーク四条段町ともに、
手洗いうがい、検温、マスクの着用、使用する場所や遊具の消毒、ワクチン接種等感染防止対策の徹底に努めております。
施設の見学・体験も随時受け付けております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
スパーク事業部
熊谷
急な予定変更があると、癇癪を起こしてしまったり、パニックになったりしてしまう子も少なくありません。
今回は一般的によくあるその原因と対処の仕方について書いておこうと思います。
急な予定変更でパニックに陥ってしまう子たち。
その原因の1つとして考えられているのが、見通しに対しての不安です。
見通しを立てるのが苦手な場合、急な予定変更によってどうなるかをすぐに理解出来ない場合があります。
できるだけ早く予定の変更を伝えてあげることができればベストですが、毎回そうもいかないと思います。
例えば、急な天候の悪化で予定が変更になるなど。
大人でも急な予定変更を受け入れがたい時がありますが、まだまだ発達段階にある子どもたちにとってはもっと受け入れ難い場合があります。
順番や日々のルーティンなどに強いこだわりがある場合や、予定変更が起こるまでに思い通りいかないことが積もりに積もっている場合、癇癪やパニックを起こしてしまうことがあります。
もちろんこれら以外にも急な予定変更で癇癪になる原因は様々あると思われますが、一般的に言われる対処法をご紹介していきます。
急に予定が変更になって見通しが立たない不安がある場合、予定が変わったことだけを伝えるのではなく、新しい予定ではどんなことをするのか、その後はどうするのかなどを丁寧に伝えて見通しを立てるお手伝いをしてあげる必要があると言われています。
予定表やイラストなど、視覚的にわかりやすい物を事前に用意しておくことも効果的です。
急な予定変更の可能性があらかじめ分かっている場合は、B案も伝えておきます。
「お天気だったら公園に行こう」「もしも雨が降ってきたら、お家で遊ぼう」などです。
もしも当日に雨が降ってきて遊びに行けなくなった場合でも、見通しが立っている分、受け入れやすくなります。
離れるといっても完全に放置するわけではなく、少し距離をとって見守ります。
パニック中のお子さんに対して、大人も感情的に伝えてしまうとパニックに拍車がかかってしまう場合が多いです。
とはいえ、冷静に理性に働きかけるような言葉で言って聞かせようとしても、パニックの時の子どもの耳には入りにくいです。
大人の私たちはいずれかの方法を取りがちですが、逆効果になる可能性もあります。
だからこそ少し距離をとって、こちらが冷静になる必要があります。
また、子どもがパニックを抑えるにはある程度の時間もかかります。
ただし、癇癪のせいで怪我してしまうようなことがある場合は止めてあげれるように構えておいてください。
もしも可能であれば落ち着ける場所に連れていってあげて、落ち着きが出てきてから改めてお話をするのが効果的です。
どのお子さんにも必ず効果がある方法とは言えませんが、もしも癇癪やパニックになってしまった際の参考になれば幸いです。
この度、「スパーク四条段町スタジオ」新規開設が、10月1日に決まりました。
療育時間はスパーク西京極と同様、以下の5枠です。
①09:30-10:30 ②10:45-11:45 ③13:30-14:30
④15:00-16:00 ⑤16:15-17:15
個別療育を基本としますが、西京極とは異なり完全個別ではありません。
同じ時間帯のお子さまの発達段階と興味に応じて、空間をシェアしながら一緒に遊ぶことも可能です。
(四条段町スタジオ配属の職員は、先行してワクチン接種を完了しています。)
インスタグラムには、職員紹介もアップしておりますのでご覧ください。
おかげさまでオープン前のお問い合わせも多く、見学も随時承っております。
是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!!
🌸スパーク運動療育四条段町スタジオ🌸
京都市右京区梅津南上田町2番地 段町ビル
電話 075-873-2021(受付時間 9:10-18:10)
お子様が癇癪を起こしてしまった時にどうすれば落ち着けることができるのか。
これは私たち療育のスタッフにとっても試行錯誤の日々ですし、保護者の方にとっても同じだと思います。
なんといっても子ども一人一人で性格も違いますし、その日の状態や癇癪を起こしてしまう原因も毎回違います。
ですので、「絶対これが良い!」という答えはないと思います。
でも、「この方法が良かった」と保護者の皆様からよく聞く対応や、療育の現場の中で効果が出やすかった方法はあります。
今回はその一つである「その場から離れてみる」という方法について書いておこうと思います。
癇癪を起こしてしまった場合、泣きじゃくったり大きな声でじたばたとしてしまったり。
何かこちらから言うと、余計と癇癪がエスカレートしてしまったり。
悪循環に陥ってしまう、、、。
癇癪を起こしている時の子どもたちの頭の中は大洪水。
声を掛けても何をしても、処理しきれずに余計とパニック。
その時に、一旦その場から離れて、別の場所に連れて行ってあげることで話がしやすくなることがあります。
可能であれば静かな場所や、視覚からの情報が少ない場所がおすすめです。
お家であれば、癇癪を起こしたのとは別の部屋に行く。
外出先なら、人が余りいない所に行くなどです。
療育に来てくださる子たちも、癇癪を起こしてしまった時に衝立をしてあげると比較的落ち着きやすかったりします。
耳や目からの情報を可能な範囲で減らします。
その中で少しクールダウンできてきたらお話をしてみるという流れです。
これでクールダウンに成功すると、子どもが自らその場から離れてクールダウンしたというお話しもあったりします。
上手くいくかどうかは個人差がありますが、手段の一つとして試していただければ良いかなと思います。