8月は子どもたちにとっても最高に楽しいイベントである「カプリスdeプール」を開催しました。
2週間という期間でたくさんの子どもたちがきてくれました!!
今年のプールは例年よりも一段とレベルアップしました!
巨大すべり台プールと円プールの2つで元気いっぱい遊びました。
準備体操をして屋上にあがると、大きなプールにみんなびっくり!目を輝かせていました。
恐る恐る水につかると・・・気持ちいい~!

最初は足だけ使っていた子もいつの間にか身体全身プールに入ってワニ歩きをしたり、
バタ足で水しぶきをあげたりと楽しんでいました。

水鉄砲やバケツを使って、戦闘の気合い充分な子どもたちも!

先生やお友だちとかけ合いをしたり、空に向かって水鉄砲を打って雨を降らしたり。
色んな角度から水が飛んできてビショビショになって楽しみました(^▽^)/

普段は水に慣れない子も、自分のペースで少しずつ挑戦!!!🔥
桶で温泉のように入ってみたり、ジョウロで少し水をかけてみたり。
水に触れる楽しさ、身体にかかる気持ちよさを感じることができました。

すべり台はスピードが速く、よーいどんで一気にぴゅ~ん!!
ポーズをとったり、お母さんに向かってピースをしたりと「たのしい!」という気持ちを全身で表現してくれていました。

滑り終わると、シャワーの道をくぐり抜けすぐに2回目に並びます。
プールでは水にかかって全身の感覚を刺激するだけでなく、
順番を守って並んだり、お友だちとおもちゃを共有したり、
社会性も育むことができる貴重な時間を過ごすことができました。
お天気が悪くなってしまった日は療育室で大型遊具で遊びました。
水遊びが出来ずにテンションが下がってしまうかと思いきや・・・
すべり台や吊り具をみてびっくり!
笑顔いっぱいでみんなと遊ぶことができました^^

たくさんのご参加ありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますので、熱中症には十分気をつけて、素敵な夏休みをお過ごしください^^
少し先ではありますが、10月にはお外遊びの「フィールドスパーク」を予定しております。
気温も下がり、今は見れない植物や自然の中で元気いっぱい身体を動かして楽しみたいなと考えております。
是非、次回イベントへのご参加もお待ちしています!
8月に入り夏も後半に入ってきましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね。
外はセミの大合唱。
あずかり療育のお散歩中に、セミの抜け殻を発見😲
興味はあるけれど、どきどき。。。
勇気をだしてちょんちょんと触ってみることができました\(^_^)/
セミの抜け殻を覚えると、発見するのも早いです!!
セミの抜け殻見つけの名人が生まれました(^^♪

さてさて、夏といえば水遊び🌞
水遊びでは、セミの鳴き声に負けないくらいの笑顔と笑い声が響いています。
ホースから出てくる水が不思議で覗いてみたり、バケツに水を汲んだり、水鉄砲にも挑戦していますよ🤩
指導員との水のかけあいでは、バケツいっぱいの水を指導員にかけ、倍返しする姿も・・・
顔に水しぶきがかかっても、少しずつ平気になってきましたよ!!
水を足でキックしたり、おしりに水をつけてパンパンとおしりを叩き水しぶきを飛ばしたり、子どもたちの水しぶきの出し方はユニークです😝



最近はお手伝いもしてくれます。
ほうきとちりとりを持ってお掃除お掃除♪
ほうきの順番交代も上手にできますよ!

また、お友だちが転ぶと「だいじょーぶ!?」と声をかけてあげたり、思いやりの心も育ってきたように感じます。
まだまだ暑い日が続きます。体調管理には十分注意して、子どもたちと楽しく過ごしていきたいと思います。
先日、西京極教室・四条段町教室にて『カプリスなつまつり』を開催いたしました(⌒∇⌒)
新型コロナウイルスの影響もあり、ここ数年は各地の大小さまざまなお祭りが中止となりました。
そのため、カプリスでも夏祭りを開催することが困難な状況でした。
しかし、新型コロナウイルスも少し収まり、今年は子どもたちが楽しみにしていた『カプリスなつまつり』を開催いたしました!!
季節を感じるイベントは、子どもの発達にも非常に大切です。
夏祭り療育の目的は大きく3つです。
1.親子やお友達、スパークでの夏の楽しい思い出作り
2.ブースで引換券を渡したり、順番を待ったりするなどの社会性を学ぶ
3.微細運動や体のコントロールを必要とするブースで運動療育(お面作りや、輪投げ)
本格的な「かき氷」「ポテト」ブース!!


沢山わなげもいれるぞ~!!

「あっ大きいスーパーボールあった!」「金魚もある!」

「舌が青くなった!!」「アンパンマンも作ったよ!!」

お家の人から、「普段はかき氷たべないんですけど、今日は食べました!」
「お水嫌いで、スーパーボールすくいは無理かもって思ってたけど、水に自ら手を突っ込んで楽しそうでした!!」
などのお声も頂き、新たな発見をたくさん見ることが出来た夏祭りでした(^▽^)/
子どもたちに楽しんでもらえて、幸せで有意義な療育イベントになりました。
皆さまありがとうございました!
あずかり療育が始まり、1か月が過ぎました。
来所後、笑顔で「ばいばい!」ができるようになってきました。
トイレへ行き、手を洗う習慣も身についてきました。
とはいえ、お水が大好き!!手洗いのついでに、すこーしお水で遊んでいますが、、、笑
ズボンを自分で履くことにも挑戦中!!
「よいしょ」と頑張って履いたものの、同じところから足がでてきて、それでも歩こうとする姿に思わず笑ってしまいます!
子ども同士のかかわり、こっそり様子を見ていると、小さいながらにも、おもちゃの取り引きをする姿も!!
取り引きに成功した表情も、とても可愛いです。
戸外へお散歩、も大好き!!
手作りのお散歩バックを持って、帽子もかぶり準備万端!
出発前は、放課後デイの先生たちにも、「いってきまぁーす」のごあいさつ!!
ハイタッチまでしてもらい、とってもご機嫌で出発!
靴下、靴を履くこともまだまだ難しいけれど、やってみようとトライしている姿が見られます!

戸外では発見がいっぱい!!
指差しをしながら、いっぱい教えてくれます。
こどもの目線からの発見には大人も大喜び!
石や葉っぱが好きな子どもたちは、おうちの人へのプレゼントも忘れませんよ!


同じ石でも時間をかけてじっくり選別しています。
帰ってきたころには、散歩バックの中はお土産であふれています。
さて、お腹も空いてきました。待ちに待ったお弁当タイム♪
とっても幸せそうに食べていますね。


これから暑い日が続きますが、暑さに負けず、施設中に笑い声が響き渡るくらい
楽しい時間を過ごしたいと思います。


あずかり療育は現在、(火)(木)を中心に実施しています。
夏休み期間中は、幼稚園年少児さんのお預かりのご予約もいただいています。
幼稚園や保育所に入園したものの、
集団生活での困りごとが多い・・・食に興味がなく、お弁当を食べてくれない・・・
トイレトレーニングが進まない・・・園の先生は忙しそうで相談しにくい・・・
などなど、どんな小さなご不安でも親御さまと一緒に考えていければと思っています。
この1ヶ月で、おあずかりしているお子さまはグングン成長しています♪♪
ご相談、お申込みはお気軽にスタッフまでお声掛けください。
先日、かさdeアートを開催いたしました!
お部屋に入ると、大きな虹や鬼がいて、「わぁ~!」と嬉しそうに走り回る子どもたち。
さらに絵の具や透明の傘を見て、「これにかくの?」「なにかこっかなぁ」
「雨だからカエルにする!」「僕はドクターイエローにする!」など子どもたちのイメージは無限に広がります。
好きな色を決めて、いよいよ傘にデザインをしていきます。
普段は絵の具が手について嫌がる子も、筆を使うの手に付かず、楽しそうに黙々と取り組んでいます。

プチプチスタンプを使ったり、手に絵の具を塗って手形にしたり、それぞれの傘が出来上がりました!
最後は記念に、大きな虹と、できたてほやほやの手作り傘で「ハイ、ピース✌」


これで雨の日も、みんなが作った傘でお空もにっこり笑顔になりますね!
早速、雨の通所日に作った傘をさして来てくれたお友だちもいて、とても嬉しくなりました♪
7月は待ちに待った、みんな大好き夏祭り!!
ポテトや、かき氷、お面作りなどもあります。
弟さんや妹さんの参加も可能ですので、ご相談ください。
たくさんのご参加をお待ちしています!
年中児、年長児になると、園で集団で活動する場面が増えていきます。
カプリスの療育でも、年長児さんは月に2回、2時間の集団活動を行っています。
(10月からは毎週実施します。年中児クラスは冬から始まります。)
集団行動が苦手で先生の指示が入らず、お話を聞く時間に勝手に喋ってしまったり、
みんなで話し合う時に、自分の話したいことだけを一方的に話したり、
お友だちの話を遮って喋り始めてしまったり・・・
「このままでは小学校に入学しても集団についていけず、困ってしまうのではないか?」
「一方的に喋るので、お友だちに嫌われないだろうか?」
このようなご心配をお持ちの保護者はたくさんおられるのではないでしょうか?
ご安心ください。
場面に応じた態度や話し方のルールは、療育の中で、日常の中で、
繰り返し楽しく練習することで、次第に習得していくことができます♪♪
「おしゃべりが我慢できない!」背景としては、以下のようなことが考えられます。
①話の全体を理解できず、知っている単語に反応する
絵本で出てきた単語に、瞬時に「それ知ってる!」などと反応する場合、
文章全体を把握できていない可能性があります。
よくわからない話の中に自分の知っている単語が出てくると、嬉しくて飛びついてしまうのです。
↓
そんな時は、短くわかりやすい言葉で伝えるよう心掛けてみましょう。
話の流れを理解して全体をつかめるようになるには、まずは言葉の理解力を伸ばす必要があります。
それには長い言葉で話すよりも、短めの声かけが有効です♪
短い言葉を確実に理解する経験を繰り返し、力を積み上げていきましょう!
また、具体的なものを説明するときには本物や写真を見せるなど、
言葉と視覚の両方で伝えることも有効な手立てです。

②順番に話すことの楽しさがわかっていない
一方的なおしゃべりが多い子どもの場合、会話することの楽しさを体感出来ていない可能性があります。
言葉のキャッチボールの必要性が理解できるようサポートしていきましょう♪
↓
「聞く」ことで楽しくなる遊びを取り入れてみましょう♪
例えば、「しりとり」は前の人の言葉をよく聞いていないと、
自分の番で答えられずに楽しめない遊びです。
また、「なぞなぞ」では、問題を出す人と答える人の役割を交代しながら遊ぶのもオススメです。

③誰が話す場面なのか理解できない
例えば園生活の中で、先生が前でお話をしていても
「今は先生が話す時間」と理解できず、話し出してしまう子どももいます。
先生やお友だちが話している途中でも、かまわずにどんどん話しかけてくることも。
↓
一例ですが、マイクを使って、誰が話す場面かを分かりやすくするのもいいかもしれません。
普段の会話の中でも、玩具のマイクなどを用意して、
「マイクを持っている人が話す」というルールにするなどもオススメです。
「マイクを持っている人=話す/持っていない人=話してはいけない」と
視覚に訴えることでわかりやすくなります。
マイクのような物を使ったところから、少しずつジェスチャーに移行し、
最後は身振り手振りなどなくても、今は誰が話す場面なのか全体を見ながら理解することが出来るようになります。
もちろん、すぐにはわからないので、繰り返し楽しく取り入れることが大切です。

このように、「お喋りが我慢できない」という行動には、さまざまな背景が隠れています。
今は何をする時間かを言葉でわからせる前に、ちょっとした工夫や配慮で、
「今はお喋りする時間じゃないんだな」「今は先生のお話を聞く時間だな」などを
子どもたちが自然に理解できるように、
あくまで楽しみながら一人ひとりに寄り添ったサポートをおこなっています。
花咲くみらいカプリスでは、
🌸未満児さん、年少児さん対象の「あずかり療育」
🌸身体を動かしながらソーシャルスキルトレーニングを行う「個別療育」
🌸同じ時間帯のお友だちと楽しく遊ぶ「グループ療育」
🌸年中児さん、年長児さん対象の「集団療育」
を総合的に提供しております。
見学や体験は随時受付中です。
お気軽にお問い合わせください。
前回のお知らせでも少しお伝えしていますが、
5月11日より、”あずかり療育” が本格的に始まりました。
<日時>
毎週火曜日・木曜日 09:30~13:00
<場所>
花咲くみらい カプリス四条段町
<対象>
1歳半~年少児さんで受給者証をお持ちの方
<療育の流れ>
09:30~ 順次来所、玄関でお子さまをお預かり
自由あそび
09:50~ 出席のごあいさつ、絵本の読み聞かせ、トイレトレーニングやオムツ交換など
10:10~ お散歩や公園あそびなどの屋外療育
体操やリトミック、製作活動などの室内療育
11:10~ トイレトレーニングやオムツ交換、手洗いなどお弁当の準備
11:30~ みんなでお弁当「いただきます!」
12:00~ 「ごちそうさまでした!」
お着替え、トイレトレーニングやオムツ交換など
自由あそび
12:50~ 保護者のお迎え
お友だちと一緒に遊べるかな・・・ 言葉の遅れが気になる・・・
規則正しい生活リズムを覚えるのが苦手・・・ 同年代の子より遅れを感じる・・・
まだ手づかみでしか食べてくれない・・・ トイレに座ってくれない・・・
親御さまは日々、子育てに関するこのようなご心配やご苦労、お悩みなど、たくさん有られることと思います。
少しでも寄り添えるようなサポートや支援をさせて頂きながら、一緒にお子さまの発達を考えていければ、
ご家庭では気付きにくい、お子さまの”できること”や”すばらしい長所”などを見つけ、親御さまと共有できれば、と考えています。
お母さまには、ご自身のリフレッシュの時間も大切にして頂きたいと思っています。
お子さまの特性に合わせた支援はもちろんのこと、将来の社会生活の土台を作るお手伝いをさせて頂きます!
少しでも気になられた方は、カプリス四条段町教室までお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。

大きな真っ赤なお花見つけました★ 散歩GoGo~![]()
![]()
母の日イベントを開催しました!!
ゴールデンウィーク中にも関わらずたくさんの子どもたちが参加してくれました!
大好きな、お母さんを思い浮かべながら、お花や瓶を選びました。
「ママは水色がすき♡」と言いながらお花を取る子や「完成するまで内緒♡」と言う子も・・・

挿していく表情は真剣そのものでしたよ。
挿し終わると、いろんな角度から最終チェック!!

メッセージには、似顔絵や書けるようになった平仮名を一生懸命、気持ちを込めて書きました!!

また、お花釣りコーナーでは、お目当てのお花が取れると「やったー!!」と誇らしげなみんな。
手や顔に力が入っていたり、お膝を曲げて釣っている後ろ姿も可愛らしい姿でした。
お花釣り名人がたくさん生まれました!!

色とりどりのブーケとフラワーアレンジメントを大切に持ち、日頃の感謝の気持ちを精一杯届けることができました!!
最高のプレゼントをぜひ、お家に飾ってあげてくださいね。
新緑眩しい5月。
この季節は気温も良く、天候がよければお外にでたくなりますよね。
カプリスでは、GWに入る前に一足早く、「GO!ワイルド」という屋外イベントを行いました。
西京極総合運動公園という、とても広く見晴らしの良い場所で、お友だちと一緒に思いきり遊びます。
お外の広さにみんなびっくり!やって来た途端に走り出す子もたくさんいました(^^)
芝生の坂は斜面が急になっていて、芝滑りをすることもできます。

勢いよく滑ると風が当たり、すごく気持ちよさそうな様子。坂の頂上からの景色は最高でした!

坂では、足の裏にしっかりと力を入れて勢いよく登ったり、膝に力を入れて体重を後ろに乗せてこけないように気を付けながら、慎重に下ったりと、思い思いに工夫して楽しみました。

↑坂を使ってペットボトルを転がすと、どれが一番早くゴールするかな?と、実験を行う姿も!
ペットボトルがゴロゴロ転がっていく様子や、中の水がバシャバシャ動く様子を、じっくり見ながら一番を予想していました!
次の写真は、みんな大好き しゃぼんだま!
お友だちが遊んでいるのを見つけると、どんどんみんなが集まってきます。
大きいしゃぼんだまは風が強いと作るのが難しく、つぶれないようにそーっと作って。
大きいしゃぼん玉ができたときは、大喜び♪♪

子どもたちは探検も大好き!!グラウンドの端っこには茂みがたくさん!
昆虫探検隊たちがミミズやダンゴ虫、てんとう虫など、色々な昆虫を発見していました。
土をスコップで掘り進めると中が湿っていたり、枯れ葉が混じっていたりと、土の感覚も思う存分楽しむことができました。

↑写真は、土の中にいるミミズを真剣に探している様子です(^^)
心地よい風が吹いたり、地面が芝生だったり、室内の療育室とは感覚も異なるため、違った雰囲気の遊びをたくさん楽しむことができました!
6日(土)は午後から天候が悪くなってしまい、急遽、四条段町教室での大型遊具遊びへ変更となりました。
「お外で遊びたかった~」と言いながら来所する子もいましたが、療育室に入り大きな滑り台とたくさんのカラーボールを見ると、目を輝かせて喜ぶ姿が見られました!!

↑カラーボールに囲まれる感覚を楽しんだり、滑り台から色んな滑り方で滑ったりと、あっという間に時間が過ぎました^^
屋外イベントは、秋にも実施予定です。
紅葉を楽しんだり、落ち葉を拾ったり、秋にしか見られない植物や昆虫などと触れ合える機会を作れたらなと思います。
今回参加して頂いた方も、参加できなかった方も、次回もお楽しみに!
イベントに参加して下さった保護者のみなさま、ありがとうございました。
つま先立ちで歩く、とても内股になっている、自分の足をもう片方の足で踏みつけてしまう、など、
親御さまから足に関するご相談を受けることがあります。
こういったお悩みは、自閉症スペクトラムをはじめとした発達特性を持っているお子さまに見られる特徴の1つだと言われています。
今回は「つま先立ちで歩く」について、一般的に言われている理由と遊びによるサポートをご紹介したいと思います。
*状態によっては理学療法士、作業療法士などの専門家による支援が必要になることもありますので、一度医療機関や療育センターにご相談されることをおすすめします。
足の裏や踵に何らかの感覚の過敏があり、地面に足がつくことが不快に感じてしまいます。
そのため、嫌な感覚を避けようとして踵を上げてつま先歩きをしてしまうことがあります。
逆につま先に過敏がある場合は、重心を踵に置いて、つま先を上げて歩く子もいるそうです。
感覚過敏があり、つま先立ちを続けた結果として筋肉が緊張がちになり、関節の動きが硬くなることに繋がることもあります。
感覚過敏とはまた違った感覚の特性があります。
人それぞれ「心地よい」と感じる感覚は様々で、発達に特性を持つ子たちの中にはつま先立ちの感覚を好む場合があります。
心地よい感覚を味わうために、つま先立ちやつま先歩きをしていると考えられます。
気に入った感覚をなんども繰り返す「常同行動」と呼ばれる状態と言えます。
この場合にも慢性的につま先歩きが続くことで、関節の動きが硬くなってしまうことがあります。
感覚過敏や常同行動といった感覚特性が発端でつま先歩きが癖づいてしまい、足首が動きにくくなることがあります。
それ以外にも、感覚特性は無いけれど、下半身の筋肉が未発達なため、足首を上手に使うことが難しいということも考えられます。
発達障害と言われる子たちの多くが、「身体面の成長のゆっくりさ」を持っています。
先天的な疾患などで、足首や膝などの関節が動きにくい場合があります。
疾患なのか、発達のゆっくりさなのか、感覚特性なのかを見極めるために、医師や療育センター等に相談をしてみることをおすすめします。
状態によっては理学療法士、作業療法士などの専門家による支援が必要になることもあります。
専門家による支援以外に、ご家庭でも遊びを通じた様々な経験を積むことが発達の手助けになります。
感覚過敏に対しては、アスレチックや芝生、マットやクッションなど様々な足場の上で遊ぶこと、足の裏をくすぐったり揉んであげたりして感覚に慣れさせてあげることなどがあります。
いずれも、「嫌!」と言うお子さまに対して無理に行う必要はありません。
無理なく楽しめる範囲から始めることが良いと言われています。
常同行動の場合にも、身近な様々な感触の物を足に触れさせてあげて、つま先立ち以外の「気に入った感覚」を見つけてあげること、
「踵もつけるんだよ!」という大人からの声掛けも良いそうです。
発達がゆっくりの場合にも、足にさまざまな感覚を入れてあげることが効果的です。
他にも外で走ったり、ボールを蹴ったり投げたり、遊具に登ったり。
運動の機会を増やしてあげることもとても大事で効果があります。