クリスマスまでちょうど1か月ですね!
そして1年早い!笑
ちょっと早すぎ?かもしれませんが、スタジオでもクリスマスの飾り付けをスタート!
とりあえず、トナカイ、サンタクロース、クリスマスツリーを折り紙で作ってみました♪
今回もネットで折り方を調べて作りました。
あれもこれも可愛くて、どれにするか悩んでしまいます。
便利になって選択肢が多すぎるのも善し悪しですね(笑)
あるお子さんに、「折り方教えて!」と言われて、「教えてあげる!」と答えたものの、
折り方をまだ覚えておらず、わたくしブログ担当、あたふたしております。
覚えねば!
スタジオには様々な特性を持った子どもたちが来てくれています。
自閉傾向のある子、注意欠陥・多動の傾向がある子、発達がゆっくりの子、不器用さや力加減が苦手な子などなど。
1人1人の特性を理解するのはなかなか簡単なことではないかもしれません。
ですが、今回は少しでも特性を理解する助けになればと、1つの考え方をご紹介します。
特性と言われるものは、多かれ少なかれ重複します。
1つの特性が突出している子(他の特性は程度が弱い)もいれば、複数が重複している(いずれも強く出ている)子もいます。
定型発達と言われる人であっても、こだわりがあったり、衝動的な一面があったりと特性は「重複して存在」はしています。
ですが定型発達と言われる人は多くの場合、そのこだわりや衝動性などの特性が日常生活に支障をきたすほどではありません。
個性的な人、変わり者と言われる人は、ある特性が強く出ているけれど、支障は出ない程度、もしくは問題にならない環境にいたりします。
発達に難があると言われる子たちは、そういった特性が現代の日常生活・社会生活において支障をきたす、もしくはきたしかねないほどに強いと言われています。
つまり、特性は多かれ少なかれ重複し、それぞれの程度に差があると言えます。
発達に難がある子は、それに加えて運動面の不器用さ(DCD)や発達スピードがゆっくりだったりと様々です。
また、自閉傾向の強い子が場所によってそわそわし始めて、ADH的な振る舞いが出ることもあります。
逆に、ADH傾向の子が、ある特定のことに興味を持ち、ずっとそれをしている、いわゆる「過集中」に入ることもあります。
過集中だと一見、自閉特性ではないかと感じることがありますが、普段はADH傾向が強く、何が何だか分からなくなることも。
さらに、複数の特性が強くて普段はお互いを打ち消してしまっており、ふとした時に困りごとが出てくるパターンもあります。
このように、特性の出方は人それぞれであり、複雑です。
こういった中で一人一人の特性を理解するために、XYのグラフで考える方法があります(*1)。
縦軸がAS(自閉傾向)、横軸がADH(注意欠陥・多動傾向)とします。
ASが強いほど縦に、ADHが強いほど横にいきます。
(グラフは本田秀夫 2018を参考にしました)
赤はどちらも強く重複。
青はASが強いが、ADHはわずかで、ASに関してはASD(自閉”症”)と言われるレベル。
緑はADHが強いが、ASはわずかで、ADHはADHD(注意欠陥・多動”症”)と言われるレベル。
黄はASDともADHDとも言い切れませんが、どちらの特性もある程度強く、様々な場面で困りごとが出ます。
黒はいずれの特性も、あるもののわずかで、いわゆる定型発達。
紫はやや自閉傾向が強いものの、生活に支障が出ないレベルであったり、環境的に問題が無いちょっと個性的な人。
皆さんのお子様の場合はどのあたりに該当するでしょうか?
このグラフに加えて、運動面の不器用さや発達のスピードなども並行して考えてみると、少し特性について理解がしやすくなります。
そのうえで環境を調整したり、接し方を考えていくことが大切になってきます。
ざーっとしか説明することができませんでしたが、何かのお役に立てれば幸いです。
より詳しい内容や正確なグラフ等は、参考にした書籍から学ぶことができます。
本田秀夫: 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち SBクリエイティブ 2018年
今日は少しだけ小難しい話をしたいと思います。
療育では必ずしも走ったり跳んだりといった「ダイナミックな運動遊び」だけをしているわけではなく、こじんまりとした遊びや感覚を楽しむ遊びをするときもあります。
一見意味がなさそうに思えるかもしれませんが、実はそこには子どもの発達に大きな意味があります。
スタジオでは、遊びという運動を通じて療育をしています。
ところが「運動」という言葉が示す範囲はとても幅広いものです。
歩く、走る、ジャンプする、何かスポーツをすることはもちろん運動です。
それ以外にも、話す、目で追う、つかむ、握る、呼吸をすること等も運動です。
日常生活で必要な家事や通勤(車でも運転するという運動)なんかもすべて運動です。
つまり、生きている限り常に何らかの運動をしていることになります。
そう考えると、運動療育だからと粗大運動だけをしていれば良いというわけではないことが分かって頂けると思います。
スパークでは行動を強制することは無いので、自然と様々な運動遊びをすることになりますが。
*粗大運動=体の姿勢保持や体重移動をメインとする運動。走る・跳ぶ・投げる・バランスを取るなど。
*微細運動=指先、手先を使った運動。字を書く、ボタンの着脱、折り紙など。
*協調運動=同時に複数の動作をする。縄跳び(縄を回す&ジャンプ)など。
こういった様々な運動を遊びの中で自然に取り入れ、鍛えていくことが必要になります。
そして、こういった様々な運動ができるようになるまでには段階があります。
その段階の一番最初であり、すべての基礎であるのが五感と平衡感覚、固有感覚です。
*五感=視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚
*平衡感覚=体のバランスをとる感覚。耳にある三半規管や耳石器がセンサー。
*固有感覚=自分の体の関節や筋肉がどの程度曲がっているか、張っているか感じる能力。
こういった様々な感覚を十分に刺激し、使っていくことで初めて姿勢の保持やボディイメージの形成、言語機能、体の協調性、運動のコントロール、リズム感など、生きていくうえで大切になる能力の形成がなされます。
そのためスタジオでは、子どもが興味を示せばその遊びをやめさせることなく、療育士が寄り添い、十分に感覚を楽しんでもらっています。
洗濯バサミで細かい遊びをし始めたら、一緒にたくさんします。
面白い感触のおもちゃを見つけて遊び始めたら、一緒に楽しみます。
これらも微細運動、感覚刺激としてとても重要だからです。
五感と固有感覚、平衡感覚をたくさん刺激し、使い、その上にある体のコントロールやボディイメージの形成、体の協調性などが身についてくることは、運動の形成以外にもメリットがあります。
こういった感覚は日常での集中力やまとめる力、学習する力、自己評価など、様々な事柄の土台にもなります。
なので、粗大運動だけでなく微細運動や協調運動、感覚を刺激する遊び、すべて含めて運動療育と思っていただければと思います。
まだまだ日中は暖かい日もありますが、近畿地方でも木枯らし1号が吹き、そろそろ冬の到来です。
冬と言えば、感染症のシーズンですね。
インフルエンザにノロウイルスに....厄介。
早くも学級閉鎖になっているクラスもあるようです。
どうしても園や小学校でウイルスをもらってくるのは仕方ないので、手洗いうがいなどの予防をしっかりお願いいたします。
スタジオでは感染症予防、そして清潔な環境で療育を受けていただけるよう、
定期的に遊び道具や療育室を除菌スプレーで消毒しています。
スタジオ玄関とトイレにも手に使える消毒液を置いているので、ぜひご活用ください。
ちなみに、水分補給がインフルエンザ予防に効果的だそうです。
ウイルスは多くの場合のどや鼻の粘膜から感染します。
定期的に水分補給(20分に1回くらい)をしてあげることで、のどの粘膜に付着したウイルスが消化器官に洗い流されていきます。
そして消化器官内ではウイルスは分解されて死ぬそうです。
冬は夏ほど喉が渇かないかもしれませんが、インフルエンザ予防のためにこまめな水分補給をしていただけたらと思います。
スタジオの廊下に置いている、動くはらぺこあおむしの折り紙。
子どもたちがちょいちょい気づいてくれて、興味を持ってくれます。
「家でも作る!」
「家で作って!」 との声も。
最近は便利で、折り紙の作り方もネットで検索すればいっぱい出てきます。
スタジオに置いている、はらぺこあおむしの折り方は下記のリンクで詳しく解説されていました。
https://oyakonojikanlabo.jp/lets-make-origami-lily-by-origami/
折り方は若干難しいところもありますが、ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてください。
伸びたり縮んだり、長さも色も自由でとても楽しいです。
僕も初めて見た時は楽しくなってしばらく遊んでしまいました(ブログ担当)。
そういえば今日はハロウィンですね。
ハロウィンと言えばかぼちゃ(パンプキン)ですが、かぼちゃは意外にも夏野菜です。
ただ、採れたては甘みが少なめなので、しばらく貯蔵した今ぐらいがおいしいそうです。
夏野菜ですが、体を温めてくれる働きがあり、元気を出したいときに良い食材です。
体に良い食材なので、ぜひ!
この時期なら甘めなので好き嫌いもちょっとは克服しやすい、、、のでは?笑
専用駐車場の利用が確定したのでお知らせ致します。
これまで、近隣のコインパーキングをご利用頂き、ご不便をおかけしておりました。
スタジオから30秒ほどの場所に駐車場を確保することができましたので是非ご利用ください。
駐車場は既にご利用可能です。
2台(臨時+1台)まで駐車することができます。
駐車場は、スタジオの西隣にある川正ガレージです。
Googleマップはこちら
スタジオは西中公園の前、道を挟んだ南側にあります。
駐車場の東側出口から抜けるとスタジオに近道です(車は出入りできません)。
出入り口のご案内は駐車場の壁にも貼っているのでご覧ください。
満車の場合はお手数ですが、近隣のコインパーキングをご利用ください。
コインパーキングについては下の記事、もしくはトップページをご覧ください。
https://daiki.kyoto/nishikyogoku/blog/article/車でお越しの皆さまへのお願い【コインパーキングのご案内】
10月はハロウィンがあるので、スタジオも少しだけハロウィンの飾りつけをしています。
かぼちゃと、折り紙でつくったお化けにあおむしさん。
ちなみに、あおむしさんは動きますよ~
療育室にも怪しげなおうちが!!
次の飾りつけはクリスマスですかね~。
療育に通って頂いているお子さんの中で、スパーク西京極HPのトップページの写真に写っても良い!写りたい!という方を募集しています。
(お父さんお母さんも一緒に写って頂いてOKです!)
是非ご協力ください。
もちろん顔が映らないよう、後ろからのアングルで撮影した写真を使わせて頂きます。
改めて撮影の機会を設けるというわけではなく、実際の療育の様子を撮影します。
ご希望者多数の場合は、数か月に1回のペースで写真を変えていきます。
ご協力いただける方は療育に来られた際にスタッフまでお伝え下さい。
カマキリさん。
昨日からいるんです、スタジオの入口付近に。
今日はドアノブにつかまっていて、最初は気づかずびっくり。
どこかに飛んで行っては、しばらくするとスタジオに戻ってくるんです。
みんなと一緒に遊びたいのかなぁ~。
虫が好きな子は、スタジオに着た時にまだいたら遊んであげてね。
虫が苦手な子は、、、、気を付けてね。
10月の比較的空いている日程は下記のとおりです(10月10日現在)。
21日(月) 9:30~、11:00~、13:00~、14:30~
28日(月) 9:30~、11:00~、13:00~、14:30~
*最新情報はお電話等でお問い合わせください。
いろんなもので作った道を渡って遊んでいるときの様子です。
自分で道を作り変えたり、渡り方を工夫したり。
この遊びではグラグラした道やでこぼこ道を歩くので遊びの中でバランスを鍛えることができます。
何か運びながら渡る場合は2つ以上のことを同時に行う協調運動にもなります。
こんな大きなでこぼこ道も!
すごっ!!
また面白いの作って遊ぼうね~