「ピカピカどろだんごをつくろう!」(グループ活動)

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

 

「ピカピカどろだんごをつくろう!」

11月のグループワークの時間に、みんなでどろだんご作りを行いました。

砂遊びの経験が少なく、「どろだんご」が何だかわからない児童もいました。

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当日に備えて、まずは、個別枠や登校困難児枠で事前準備を行います。

芯用土に水を入れ、こねこね…。

「土の匂いがする~」「気持ち悪い~」「くさい~」「おもしろい~」など、反応は様々です。

こね終わると、一つの丸にします。

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この一つの丸にする工程がみな難しく、かなり苦戦していましたが、

パンのように一生懸命力いっぱいこねていましたよ!!



まん丸になると、”さらこな” をまぶし、周りを固めていきます。

その名のとおり、”さらこな”はさらさらした粉で、「気持ちぃ~」と言いながらその感触を味わう子どもたちでした。

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ここまでが事前準備です。

指導員も試しに作ってみましたが、ひび割れたり、かけていったり…

コロコロと転がす時に割れたり…想像以上に難しかったです(^^;

 


さて、当日のグループワークの時間になりました。

さらこなをまぶした球を、ピカピカにする工程からスタートです!!

コロコロコロコロコロ……転がします。みんな真剣でした!

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少し光ってくると「ここ、ちょっと光ってきたー!」「ピカピカになった!」など、嬉しそうに笑顔で話していました。


今回は、過程のプロセスを楽しみながら完成に向けて準備するグループワークを通して、

見通しをもって活動する、完成形をイメージしながら準備する、などのスキルの獲得を狙いに楽しく活動しました。

またさまざまなイベントを企画しています!!

体験のお子さまも、グループワークの制作に参加していただけますので、

是非お気軽にお問い合わせください。

 

公園で遊んでいます!!

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

カプリスの療育は、

「身体を動かす活動」「学習支援活動」「生きる力を育むSST」

の3つの柱を中心に支援しています。


今回は「身体を動かす活動」の一環として、療育中によく行っている公園での様子をお伝えします!


カプリスから歩いて5分程度の場所にある、”東中村公園”です。

遊具はそれ程多くありませんが、走り回ったり、お散歩したりできる、のどかな公園です。


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粗大運動や身体を使った遊びが苦手なお子さまは、個別療育中に公園付近の散策に出かけます。

グループワークではお友だちと一緒に公園に行き、鬼ごっこをしたり、ダンスを踊ったり、遊具で遊んだり…

公園での遊びでさまざまな感覚を刺激することは、情緒を安定させたり、ボディイメージを把握したりすることに繋がります。


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行き帰りは、車やバイクなどに注意して、

お子さまが飛び出してしまわないように指導員と手をつないで歩きます。


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カプリスでは、すごろくやかるたなど、室内での遊びもたくさん準備していますが、

外に出て身体を大きく動かしたり、走り回ったり、太陽の光を浴びて活動することは気分転換にもなりますし、なにより心身の発達にもとても重要です。

時には療育室を抜け出して、指導員と一緒に元気いっぱい身体を動かしましょう!!

子どもの怒りやイライラをしずめよう!!

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

今日は、アンガーマネジメントのお話をさせていただきます。

子どもの怒りやイライラをしずめよう!!

子ども向けアンガーマネジメント!!

 

「子どもが怒って、親の言うことを聞かない」

「子どもが癇癪を起こして大声を出す」

などで困っている保護者の方も多いかと思います。

ここまでは、お父さま、お母さまも許容範囲かもしれません。

でも、これがエスカレートすると、怒りやイライラからモノに当たったり、お友だちに暴力をふるったりしてしまう可能性があります。これらは、

子どもが感情をコントロールできず、怒りやイライラに巻き込まれてしまうことによってしてしまう行為です。

「怒り」という感情が湧くことが悪いのではありません。

怒りは、自分の思い通りにならなかったり、バカにされたり、心や身体を傷つけられたりすれば、自然とこみ上がってくる衝動です。怒りを押し殺して我慢することは、精神衛生上良くありません。

とはいえ、子どもが怒りやイライラを感じたときに、大声を上げず、人やモノを傷つけず、さらに怒りの感情を処理するには、どうすればいいのでしょうか??


「アンガーマネジメント」という方法があります。

企業研修などで教わることが多いので、大人の為のスキルだと思われていますが、子どもでも身につけられる方法です。


アンガーマネジメントとは?

そもそもアンガーマネジメントってなんでしょうか。

直訳すると「アンガー=怒り」の「マネジメント=管理」です。

「怒りの感情をコントロールし、その感情とうまく付き合っていく」ための、心理トレーニングのことを言います。


アンガーマネジメントの必要性

アンガーマネジメントを身に付けることによって、怒りやイライラの感情に巻き込まれ、爆発することがなくなります。

正しく身に付けられれば、モノに当たって壊したり、お友だちとの関係が破綻したりすることもなければ、「なんであのとき、あんなに怒ってしまったんだろう…」「あんなことしなければよかった…」などの後悔の念にさいなまれることもありません。

そして、アンガーマネジメントでは、「怒りがこみ上げることは悪いことである」とは捉えていません。

怒りを抑圧することでストレスがたまり、健康に悪影響を与えます。落ち着きがなくなったり、うつ症状が出てくる場合もあります。主張が少ない子どもにも、注意が必要です。

怒りという自分の気持ちを相手に受け入れやすい形で表現できるようにすることも、アンガーマネジメントが必要な理由です。


6秒カウントダウン

「6秒カウントダウン」を聞いたことがありますか?

「自分がイライラしている」ということに気づいたら、6秒数えてみましょう。少しずつ怒りが収まっていきます。

怒りがコントロールしにくいのは、「アドレナリン」が分泌されるせいだと言われています。

このアドレナリンは、6秒で全身を巡ります。つまり、この6秒間さえ我慢できれば、怒りは抑えやすくなるということです。

「1、2、…、6」と数えるのでもいいし、

「大丈夫」「ドンマイ!」など、自分で自分を励ます「魔法の言葉」を6回口にするのもいいですね。


怒りを点数にすること

そして、「怒りを点数にすること」です。

数の概念がわかってきたら、0点が何も感じていない平穏な状態、10点が怒り爆発寸前の状態として、

「今のイライラ、何点?」と子どもに聞いてみましょう。

そう聞かれることで子どもは、自分の中の怒りを客観的に捉えることができます。

それだけで、自分の怒りに巻き込まれることが少なくなります。

「5点」など低い点数が出たとき、「あれっ、そんなに怒ることじゃなかったな」などと少し冷静になることができます。


ここで、放課後等デイサービスカプリスの取組みをご紹介します。

カプリスでは療育中に、”怒りを数字に例えるゲーム”などで楽しんでいます。

出たカードのお題に対して、「せーの!!」とみんな同時に ”いかりゲージ” のカードを出します。

それぞれ違う”いかりゲージ”を出すことで、各々の「怒りのツボ」がわかります。

そこで「なぜ、そんなに怒ったの?」「どうすると怒らない?」

「相手が謝ってくれたら、怒りのゲージは下がる?」など質問していくことで会話も盛り上がり、怒りにくくなる「気づき」が得られるかもしれません。


このようにカプリスでは、社会に出て必要なスキル(SST)を楽しい遊びをとおして学んでいます☆

体験や見学は随時受付中です!お気軽にお問い合わせください。

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学習障害(LD)とは?

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

今日は、発達特性について少しお話をさせていただきます。


学習障害(Learning Disability): LD」をご存じですか?


学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないものの、

「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」の6つの領域のうちのいずれか、もしくは複数で

その技能と習得が非常に難しい状態が「学習障害(LD)」です。

お子さまによって症状の表れ方が異なるため、気付かれにくい、理解されにくいことも特徴として挙げられます。

特定の分野が苦手なことを除けば発達の遅れは見られないことも多く、周囲から「努力が足らない」「怠けている」と言われるも見過ごされてしまいがちです。

その為早期支援に繋がりにくく、結果的に学習が著しく困難になってしまうこともあります。



◎LDの主な3つのタイプ

①読字障害(ディスレクシア):読むことにおける障害

②書字表出障害(ディスグラフィア):書くことにおける障害

③算数障害(ディスカリキュア):計算や推論することにおける障害



◎それぞれの学習障害の主な症状

①読字障害(ディスレクシア)

・形態の似た字である「わ」と「ね」、「シ」と「ツ」などを理解できない

・小さい文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」などが理解できない

・文章を読んでいると、どこを読んでいるのかわからなくなる

・飛ばし読み、適当読みをするなど文章をスムーズに読めず、読み方に特徴がある

・文章を読むのが極端に遅い、読み間違える


②書字表出障害(ディスグラフィア)

・鏡文字や雰囲気で「勝手文字」を書く

・誤字・脱字、書き順の間違いが多い

・黒板やプリントの文字が書き写せない、時間がかかる

・漢字が苦手で覚えられない

・文字の形や大きさがバラバラで、マス目からはみ出したりする


③算数障害(ディスカリキュア)

・簡単な数字、記号が理解しにくい

・繰り上げ、繰り下げができず、計算を習得することが難しい

・数の大きい、小さいがよくわからない

・文章問題が苦手、理解できない

・図形やグラフが苦手、理解できない



◎学習障害のある方の支援にあたって大切なこと

①学びの本質に立ち返った学習支援

学習・教育の本来の目的は、

その知識やスキル・考え方を使って、社会で生活する上での課題を解決していくことで、テストでいい点を取るためではありません。

例えば、読むことが困難でも、音を聞いて理解する力があるのなら、音を聞くという手段を使えばいいのです。

このように、手段の置き換え で目的を果たせるのであれば、それは積極的に利用すべきだと考えています。

LD学習支援の中心にできれば、お子さまが自信をなくすことなく学習に取り組んでいくことができます。


②学びの支援・その具体的な方法

①読字障害(ディスレクシア)

・文字の大きさや、読む範囲を区切る、ポイントを蛍光ペンなどで示すなどして文字を見やすくする

・ふりがなをふる

・色付き眼鏡を使用し、視覚過敏を制限する

②書字表出障害(ディスグラフィア)

・ひらがなのなぞり書きから練習する

・漢字を「へん」と「つくり」に分解して考える

・マス目のあるノートを使用する

③算数障害(ディスカリキュア)

・10の合成・分解を理解できるようになる

・位ごとに数字を色分けする

・単純な計算ではなく、内容に意味を持たせるように文章問題などを利用する


③学びの意欲をそがない

・障がいそのものや、障がいによる苦しさを理解しようとする。

努力してもできない困難さを抱えて苦しんでいるお子さまに、まずは寄り添い理解することが何より大切です。

「どんな障がいなのか」「それによってどんな困りごとがあるのか」を理解し、急かさず継続的にサポートします。


・頑張っていること、努力していること、をありのままに認める。

結果としての「できた、できない」以前に、「頑張ったこと」それ自体を認め、ほめることが大切です。


・本人の好きなことや強みに着目して対策を考える。

知識やスキルだけでなく、その考え方を見つけることが学習の本質です。

その本質を見つけられるように対策を考えていきます。

特に、好きなこと、得意なことに着目すると、お子さまの意外な可能性が見つかることが多いです。



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放課後等デイサービスカプリスは、学習障害(LD)のお子さまへの学習支援も得意としております。

普段の療育の様子や、保護者との面談や療育終了時のフィードバックなどから

お子さまの「得意なこと」「苦手なこと」は何なのかを見つけ出し、

お子さまにとって最も効果的で楽しい学習方法を探し、一人一人に寄り添った支援を考えていきます。

預かり型の放課後等デイサービスとは異なり、児童指導員1名に対しお子さま最大2名の療育となりますので、

より深い学習支援の提供が可能です。

学校での授業だけではなかなかついていけず、学びのつまづきにも気付けぬまま置いてけぼりになってしまうことも多いと思います。

少しでもお困りの際は、ぜひカプリスの個別支援をご利用ください!!

見学と体験は随時受付中です!お気軽にご相談ください。

グループワークでの活動内容について

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

さて、今回は土曜日と祝日に行っている「グループワーク」の活動内容についてご紹介します!


10月第1回は

「おかいものをして おべんとうをつくろう!」

日常生活スキルの獲得を目指す一環として、おもちゃのお金を使って買い物の練習をしました。

お弁当作りでは、ハサミやのりを使って思い思いの工作に取り組みました。

好きな具のおにぎりを作って、好きなおかずを買って、

お弁当箱にきれいに詰めたら、オリジナルのお弁当が完成です!!

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10月第2回は

「ハロウィンのキャンデイポット作り」

切って貼って顔を付けて、個性豊かな可愛らしいキャンディポットが出来ました!

中にたくさんのお菓子を詰めたら完成です♪ 

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11月第1回は

「マシュマロスライムを つくってみよう!」

透明のスライムに、それぞれ好きな柔らかさになるまで紙粘土を混ぜて、

自分の好きな色を付けていきます。

スライムの感触が心地よく、皆楽しみながら制作に励んでいました。


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完成!!


放課後等デイサービスは、様々な地域のお子さまが通ってこられます。

小学校外での”はじめまして”のお友達に、皆最初は緊張気味でしたが、回数を重ねる毎に、お互いを名前で呼び合うほど仲良しに!!


カプリスのグループワークでは、今後も、季節ものの制作やSSTを中心とした活動など、

さまざまな学習展開を考えています。


見学や体験は随時受付中です!!

お気軽にご参加ください(^^)


児童指導員を紹介いたします!

2022年9月より『放課後等デイサービスカプリス』がオープンしました。

今年度は、児童発達支援管理責任者1名、児童指導員2名がお子さまのサポートをさせていただきます。

来年度入職予定の社会福祉専攻の男子大学生も、グループ活動時に参加いたします!

どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、現場でお子さまと楽しく活動している児童指導員をご紹介いたします。


「丹羽詩織(にわ しおり)です。

教育学部で初等教育について学習し、

2年間のゼミでは算数学習について、より分かりやすい算数授業の進め方などを学習していました。

小学校教諭第一種教員免許取得後、教育とは離れた職場に就職しましたが、

4年間学習してきた経験を生かしながら子どもたちとかかわっていきたいと思い、

放課後等デイサービスカプリスで児童指導員として働いています。

趣味は御朱印集めで、休みの日に少しずつ神社やお寺に行って御朱印を集めています。

また、キティちゃんが好きで、キティちゃんグッズがおうちに大量にあります(笑)」


「難波志織(なんば しおり)です。

社会福祉学部で、児童福祉を専攻していました。

大学卒業後は一般企業に就職していましたが、専門性を生かしていきたいと思うようになり、

保育士資格を取得し、児童指導員として働いています。

女の子3人の『かぁちゃん』やってます!

体を動かすことが好きで、休みの日には公園で子どもたちと一緒に走り回っています。

子育てについて、皆さんと共有することができればと思います。」


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子どもたちと一緒に遊んだり、学習したり、信頼できる先生を目指します!

社会に出るために必要な力を楽しみながら育んでいきましょう。

どうぞよろしくお願いいたします(^^)

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