感覚統合について

こんにちは。放課後等デイサービスカプリスです。


子どもが集団生活を送る中で、身体の不器用さや集中力のなさが目立ってくると、心配になる親御さまも多いかと思います。

原因の一つとして、感覚統合が上手くいっていない可能性が挙げられます。

そこで今回は、感覚統合についてのお話を少しさせていただきます。


まず、運動は大きく「粗大運動」と「微細運動」に分けられます。

順番としては、身体を動かす基本的な粗大運動を習得したのち、手先の細かな動きなどの微細運動を身に付けていきます。


「粗大運動」 「微細運動」 とは?

〇粗大運動→体が自由に動くようになる過程

「顔をあげ」→「頭をあげ」→「寝返りをし」→「支えなしに坐り」→「伝い歩き」

ができるといったプロセスを経て、1歳前後に1人で歩けるようになります。

そのあと、「後ずさり」→「階段をのぼる」→「ボールを投げる」→「ジャンプ」

といった運動ができるようになるのが2歳前後です。

赤ちゃんは、まず体が自由に動くようになる粗大運動を修得していきます。

〇微細運動→手を使って道具を使えるようになるまでの過程

「ガラガラを握る」→「モノに手を伸ばす」→「積み木を両手に取る」

といった手を使った動作ができるようになった赤ちゃんは、1歳を過ぎると「なぐり書き」ができるようになります。

その後、積木遊びを経て、2歳を過ぎると、何も見ずに「直線」→「十字形」→「円」を書けるようになります。


このように運動と感覚は、切っても切れない関係です。

私たちの脳は、感覚から入力された膨大な情報をきちんと分類したり、整理したりすることで、

体の動きをコントロールしています。これが感覚統合です。

この感覚統合の発達が遅れると、

複数の感覚を統合して身体を動かす時に、ぎこちない動きになったりして問題が生じることがあります。

活発だったりおとなしかったり、器用だったり不器用だったり、得意だったり不得意だったり、

もちろん、子どもたちはさまざまな個性を有しています。

ただ、周囲の子どもと比べて極端に違った行動をしている場合などは、

「感覚統合」がうまくいっていないことが一因かもしれません。


感覚統合とは、「7種類の感覚」を整理、分類して身体をコントロールすることです。

とはいえ、すべての人が感覚統合を問題なく出来ているわけではありません。

感覚統合がうまく行われていないと「感覚の受け取り方」に偏りが出るようになり、

自分を取り巻く状況を把握して適切な行動をとることが難しくなります。


感覚統合がうまくいかないことで現れる行動の変化や発達の違いについて

〇落ち着きがない

〇乱暴な言動が多くなる

〇ケガをしそうな「危ない遊び」を非常に好む

〇ハサミや色ぬりなど物を使った細かい動作が苦手

〇ジャンプしたり走ったりするときに動きが不器用に見える

〇転びやすい

〇人に触れられることを極端に嫌がる

〇言葉の発達がゆっくりである

 など


感覚統合で重要な7つの感覚

私たちの体はさまざまな刺激を受け取る「感覚」を持っています。

感覚でよく知られているのが、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の「五感」です。

五感のほかにも感覚はあり、「固有受容覚」と「前庭感覚」が存在します。

固有受容覚と前庭感覚は、あまり聞きなれない用語ですね。

固有受容覚→手足の状態や筋肉の伸び縮み、関節の動きの感覚

前庭感覚→平衡感覚とも言われます。身体の動きや向き、傾き、スピードを感じる感覚。バランスや目の動きにも関係しています。


感覚統合は、一般的に子どもの頃から、日常生活のさまざまな遊びや活動を通して完成されていきます。

7つの感覚器官から脳に入ってきた情報が統合されて、一つの動作・運動が出来るようになります。

感覚統合が完成する速さには個人差があり、

発達障害の子どものように感覚に偏りがある場合(特定の感覚が過敏だったり、感じにくかったりするなど)は、

周囲の子どもより感覚統合がうまく進まない場合があります


カプリスでは、広い運動専用の療育室で、吊り具やトランポリンなどの遊具を使ったり、

ボールを使ったゲームや鬼ごっこなど身体を動かす遊びを通して、感覚機能の発達を促す活動を毎回行っています。


体験は随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。

発達障害をもつ子どもとのかかわり方とは?

こんにちは。放課後等デイサービスカプリスです。


今回は、「発達障害を持つ子どもとのかかわり方」について紹介していきたいと思います。

発達障害を持つ子どもは、生まれつき脳機能の発達の凸凹(でこぼこ)が激しく、人とかかわることが得意ではありません。

また、周囲の環境や人間関係とのミスマッチなどから、社会生活上支障が生じることがあります。

一言で発達障害と言っても、その特性はさまざまです。

今回は障がいの傾向別に、その特徴とかかわり方について紹介していきます。



まず最初に、発達障害の3つの傾向について説明します。


ASD(自閉スペクトラム症)

→対人関係の困難や興味・関心の限定、特定の行動を繰り返すなどの特徴があります。

「かかわり」「コミュニケーション」「こだわり」の障害を併せ持っています。

ASDはコミュニケーション能力や社会性に関する脳機能の偏りを広く捉えており、

よく耳にする「自閉症」や「アスペルガー症候群」の症状も

ASDに含まれるという考え方が一般的になってきています。


ADHD(注意欠如・多動症)

→忘れ物や遅刻などの「不注意」と、じっとしていられなかったり、なかなか集中できなかったりといった

「衝動性・多動性」を主な特徴とする障害です。

その他、過集中や自己中心性なども挙げられますが、中枢神経系の機能不全が推定されます。

幼少期からその傾向が見られ、女児より男児のほうが多いです。


LD(限局性学習症/学習障害)

全般的な知的発達に遅れはないものの、読み書きや、聞く・話す、計算・推論する能力のうち、

特定のものの習得と使用に著しく困難を示す特徴があります。

一般的には「学習障害」と呼ばれることが多いです。

※LDについて、詳しく書いているブログもあるので、そちらも併せてお読みください。


次に、そのような傾向を持つ子どもとのかかわり方や対応の工夫をお伝えします。


ASD(自閉スペクトラム症)

抽象的な言葉やニュアンスの理解が難しく、

注意の切り替えができなかったり、複数のことを同時にすることが苦手だったりします。

例えば「手を洗ってから、おやつを食べる」といった、

2つのことを一度に伝えようとすると、言葉を聞き逃してしまいます。

【対応方法】

・短い言葉で、1つずつ伝える。

・注意を引いてから伝える。

・具体的な言葉で伝える。

・視覚的に伝える。

時間など、目には見えない概念を理解することが不得意な傾向にあります。

予定がいつ始まって、いつ終わるかがわからないことで、不安を感じてしまいます。

【対応方法】

・作業の見通しを伝える。(いつ、どこで、何をするか、など)

・イラスト付きの予定表、タイマーなどを使って視覚的に伝える。

表情や身振り手振り、視線などから相手の状況を読んだり、気持ちを理解したりが苦手な場合が多いです。

結果的に、意図せずお友だちを傷つけてしまったり、集団行動を乱してしまったり。

【対応方法】

・表情だけではなく、言葉や動作も交えて伝える。

・「あれ」「それ」などの代名詞は避け、具体的に伝える。

・ルールや指示はわかりやすく伝える。


感覚過敏のある子どもは、音や温度、臭い、光など、感覚刺激に過敏に反応します。

過敏の感覚がパニックやかんしゃくを引き起こす原因になることもあります。

また、感覚鈍麻のある子どもは、ぶつけても痛がらない、泣かないなど、痛みに鈍感です。

※感覚過敏、感覚鈍麻についてもブログを掲載しております。詳しくはそちらもお読みください。

【対応方法】

・装飾のない静かな環境を用意する。

・音や光など、感覚刺激の原因になるものを少なくする。

・騒がしい場所ではイヤマフや耳栓、フードをかぶる。


そのほかにもASDの子どもたちは、様々な場面で困りごとを抱えて不安を感じやすく、自己肯定感が育まれにくいといえます。

その一方、「1つのことに集中して取り組むことができる」「行動力がある」などは、素晴らしい長所と言えます。

ASDの特性を子どもの個性として捉えることや、親や周囲の人が特性を理解し、

自己肯定感が高まるような褒め方や接し方をすることが、本人の達成感や安心感に繋がります。


ADHD(注意欠如・多動症)

良いところ・できているところ・頑張っているところなどを褒める・認めることが大切です。

ADHDの子どもはどうしても叱られることが多くなりがちで、自信が持てなくなってしまいます。

小さな成功体験をたくさん積むことで、やる気や自信を育んでいきましょう。

【対応方法】

・目標を決め、できたらほめる

 →例えば、「食事のあとは食器を台所まで運ぶ」などの目標を決めます。

目標に対して、達成した都度、また継続して努力できているときも、同じように褒めます。

・スケジュールを決める

 →例えば、「19時になったらお風呂に貼る」などを決めておきます。

生活のリズムができることで心が安定し、落ち着きが持てます。

・わかりやすいルールを決める

 →守ってもらいたいことややってはいけないことについて、話し合って決めます。

決めたことは紙に書き、掲示します。守れた場合は、認める・褒めることが大切です。

・ご褒美制でモチベーションを維持する

 →例えば、「夜に歯磨きをしたら、シートにシールを貼る」などが挙げられます。

シールが10個たまったら「〇〇に遊びに行く!」など、頑張った結果楽しいことがあると、モチベーションの維持に繋がります。

・注意する回数を減らす

 →日常的に注意する回数が多くなりすぎると、本当にしてほしくない行動がうまく伝わらないことがあるかもしれません。

「勉強しない」「片づけない」など、日常生活上困ったことに対しての注意は減らし、

「家族にひどいことを言う」「危険な行動をとる」「約束したことを破る」など、本当に注意すべき場合のみに焦点を置きます。

さらに、「では、どうすればよかったのか」を一緒に考えたり、親の思いを伝えたりするとよいでしょう。


☆女の子の接し方の例☆

ADHDの女の子は、女の子同士のコミュニケーションで悩むことが多くあります。

例えば、思いついたままの言葉を話すことで誤解を受ける、おしゃべりが自分中心になってしまう

などが代表的に挙げられます。その結果、知らない間にお友だちから距離を取られてしまったり、孤立してしまったりも。

本人に自覚がないので、どうしていいのかわからず余計に辛くなってしまいます。

親が介入しづらい部分ではありますが、どんな時も子どもの絶対的な味方だと伝え続ける姿勢は大切です。


LD(限局性学習症/学習障害)

LD(学習障害)の種類は主に3つに分類されます。


ディスレクシア(読字障害)

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ディスグラフィア(書字表出障害)

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ディスカリキュリア(算数障害)

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3つの種類ごとの、学習方法の工夫や対応などを紹介します。

①ディスレクシア(読字障害)には・・・

・定規、厚紙シートを利用する

 →読み飛ばしをしてしまわないように、定規や1行分くりぬいた厚紙を使って読むと効果的です。

・まとまりごとに「/」を入れる

・絵本を読む

・読みやすい書体にする

②ディスグラフィア(書字表出障害)には・・・

・マス目は大きめ・十字の補助線ありのノートを使用する

・漢字の「意味」が分かることを最優先にする

 →まず、漢字を見本で見て意味が分かるようにすることが必要です。

次に「読める」、その次に「書ける」という順番で取り組むと効果的です。

③ディスカリキュリア(算数障害)には・・・

・さまざまな物の数を数える

 →すぐに「計算」に取り組むのではなく、

まずは「家族とお菓子を分ける」「レシートとお釣りが合っているか確かめる」など、

日頃の生活上で数に結び付くことを身に着けることが、数字を理解する第1歩となります。


LDのある子どもの学習支援方法として、

「通級指導教室に通う」や「学校との連携を取り、タブレットを取り入れた学習方法に変更してもらう」

なども挙げられます。


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診断名が同じでも、子供の性格や環境などによって生じる困りごとは異なります。

一人ひとりの状況に合わせて環境調整などの対策を行い、困りごとを少しずつ減らしていくことが大切です。


カプリスでは、子どもたちが見通しを持って運動や学習に取り組めるように、先生と子どもが相談しながら、まず予定表を作成。

それから、その日の療育が始まります。

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また、学習内容に合わせて教具を準備したり、視覚的な支援を取り入れたりしながら、学習の補助にも努めています。


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お子さまの性格や特性傾向に対してどのような支援が効果を発揮するのか、都度親御さまと相談しながら、

お子さま一人ひとりに合わせた療育の内容を考えて提供しております。

少しでもお困りの際は、ぜひ、カプリスの個別支援をご利用ください!!

見学と体験は随時受付中です!お気軽にご相談ください。


お正月遊び~手作り凧をあげよう!!~

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。


今月前半のグループワークは、お正月遊びをして遊ぼう という企画を行いました(^^♪

最近はあまり見かけなくなりましたが、代表的なお正月遊びの一つ、凧あげに挑戦します!!


まずは、凧作りの制作活動です。

凧の形に切ってあるビニールに自由に絵を描きます。

羊、へび、戌、うさぎと、それから猫まで描き「十二支物語にするわ~!」

とお正月らしい話題で盛り上がりました。

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すぐに絵が決まる子もいれば、「何の絵を描くか決まらなーい!」と考え込む子も。

みんな、思い思いの絵を描きました!

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絵を描いたあとは、ストローで凧の骨を作り、凧糸を付けると、自分だけのオリジナル凧が完成!!

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部屋の中で軽く走るだけでも、飛んでいましたよ(^-^)

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いよいよ外に出て、近くの公園で凧あげを楽しみます!

まずは走って飛ばしてみます。

見て~!上手に飛んでるよ~!

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 しばらくすると、走らなくても風に乗って凧が上がりました。

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この日は風があり、立って腕を上げるだけでも凧が上がります!!

天気は曇りで少し寒かったのですが、風がある分、凧あげには最適な天候でした。

「すご~い!何もしていないのに、勝手に上がる~!」と、子どもたちも嬉しそうです。

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オリジナルの凧あげで、存分にお正月遊びを楽しみました♪

子どもたちに感想を聞くと、「今度は骨組みをしっかりさせて、もっと強い凧を作ろう!」とのことでした。

まだまだ改良すれば、もっと高く飛ぶ凧が作れそうです!

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伸びしろありですね☆


お菓子リュックづくりを行いました♪

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。


1月7日(土)、児童発達支援の「花咲くみらい カプリス」と合同で、

「お正月イベント」を行いました!

今回のお正月イベントは「お菓子リュックづくり」です。


まず、来所したら入口すぐの受付で説明を聞きます。

「カプリスからの おとしだま」として、引換券を受け取ります。

お年玉をもらったら療育室へレッツゴー!


引換券とお菓子を交換して、背中・おなか・肩ひも部分をテープでつなげてリュックを作っていきます。

みんな、欲しいお菓子と、引換券の枚数を何度も確認しながら制作していました。


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引換券との交換が終わったら、

リュックの形になるようにちょうどいい大きさのお菓子を選びながら、テープをペタペタ…



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肩ひもの部分は、選んだお菓子によってバランスよく繋げないと

左右の長さが変わってしまうので、ゆっくり丁寧に考えながらペタペタ…


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20分ほど集中して…


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完成!!


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壊れないように、そーっと慎重に扱いながら、

小学生でもしっかり背負えるリュックが出来上がりました!!


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カプリスでは今後も、季節ごとのイベントや制作など、グループで取り組めるさまざまな活動を準備しています。

見学や体験は随時受付中です!!

お気軽にお問合せください(^^)

クリスマスイベントにむけて(第四弾)~クリスマスケーキを作ろう~

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。


いよいよ待ちにまった☆クリスマスイヴ☆です♪

みんなで作ったツリーを部屋に飾ると、とっても華やかに!!

4週間前から始めた準備はばっちりです(*^^*)

 

この日はスポンジケーキではなく、ホットケーキでクリスマスケーキ作りです。


ホットケーキミックスに牛乳と卵を入れて、


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お友だち同士、交代しながら混ぜ混ぜ…。


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混ざれば、ぽた~んとフライパンへ。

「きれいに焼けるかな」「上手にひっくりかえせるかな」と、ソワソワしながらフライパンを見つめます。


熱いものを使うので、この作業はみんな静かに真剣に…


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ぷつぷつし始めたら、間にへらを入れてひっくり返します。

部屋の中がホットケーキのあま~い香りに包まれました。


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上手に焼き上げたら、最後はデコレーション。

クリスマスイベント第三弾のお買い物で購入した、

ホイップやくだもの、チョコペンを使ってケーキをかわいく飾りつけします。


「黒のチョコペン貸して!」「ホイップクリーム使ってもいい?」と、

お友達同士でものの貸し借りを行い、順番交代で使いながら作業を進めることができました。


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それぞれ上手にかわいいケーキを作ることができました(^^)

クリスマスイベント第二弾で飾りつけをした、クリスマスツリーの前でいただきます!!

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1か月間、4回の土曜日を使って準備を進めたクリスマスイベントは、楽しく大成功で終わることができました!!


2023年最初のお正月イベントは、「凧を作ろう」「凧あげをしよう!」を企画しています。

思い思いに好きな絵を描いて、オリジナルの凧を作って飛ばして遊びます。

 

放課後等デイサービスカプリスでは、グループワークや季節に合わせたイベントを行っております。

皆様ぜひご参加ください。

クリスマスイベントにむけて。(第三弾)~クリスマスケーキの材料を買いにいこう~

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

 


今回のグループ活動では、クリスマスイベント第三弾「クリスマスケーキの材料を買いにいこう」を行いました。

出発する前に「ホットケーキミックスとトッピングのフルーツを買いに行きます!」と

必要な品物リストを伝えて、いざお買い物へ!!

 


みんなで手をつないで歩き、近くのスーパーまで行きました。

「くだものは何を買う~?」や「ケーキ作ったことあるー?」など会話も盛り上がりました。



スーパーに到着すると、店内をグルグル…くまなく見て回り…

「あっ!缶詰あった!」と発見するも、ツナや魚の缶詰コーナーだったり。

なかなかフルーツの缶詰を発見できません(*_*)

お友達同士バラバラに探し、ばったり出会った場所にホットケーキミックスとフルーツの缶詰を発見!!

みんなで喜びながら、まずはフルーツ選び。

「みかんが好き!」、「桃にしようかなぁ!」と自分の好きなくだものを選んだ後は、

ホットケーキミックスとチョコペンを選んでレジへ。



混みあっていましたが、後ろに並ぶお客さんを気にしながら配慮し、お会計を済ませることができました。

お買い物が初めてのお友達もいましたが、

とっても上手にできて「ありがとう。」まできちんと言えていましたよ(*^^)v


帰り道に雨がポツポツ…☂「たいへん!!いそげー!!」と速足で帰りました。

無事にカプリスに帰ってくることが出来て一安心♪


とってもにぎやかなお買い物でした!第四弾は、いよいよケーキ作り!!お楽しみに☆

協応動作についてのお話し

こんにちは。放課後等デイサービスカプリスです。


協応動作とは何かご存じでしょうか。

二つの異なる部位・異なる動作を一つにまとめあげて行う動作のことです。

 

私たちの日常の中にも、協応動作はたくさん。

ボタンを留める、お箸とお茶碗を持って食べる、靴下を履くなど…


カプリスに通われている子どもたちの中には、消しゴムで文字をきれいに消すことが難しい子がちらほらいます。

紙がくしゃくしゃになってしまったり、破れてしまったり…大きな消し残しがあったり。

これも実は、「紙を手で押さえながら、もう一方の手で一定方向に適度な力加減で消す」という

左右の手の協応動作が含まれています。

 

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また、はさみの切り口がギザギザになってしまったり、線の上を切ることが出来ないなど

日常生活の中には他にも、いろいろな場面で必要となってくる動作です。

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この動作をたくさん経験することで、手先・指先の発達を促し、考える力や集中力を育むことが期待できます。

 

カプリスでは、ビーズなどの紐通しやはさみを使っての制作など、楽しい活動の中で自然に取り入れたり、

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学習中には、「消しゴムを使う時は左の手で紙をおさえようね」など、具体的に声掛けすることで、

普段から意識付けてもらうようにしています。

たくさん経験することで生活動作がスムーズになり、ストレスなく過ごすことができるように、

カプリスでの日々の取り組みが、実生活へと繋げられたらと思っています。


このようにカプリスでは、社会に出て必要なスキル(SST)を楽しい遊びをとおして学んでいます☆

体験や見学は随時受付中です!お気軽にお問い合わせください。

子どもの感覚過敏、感覚鈍麻について

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。

 

子どもの感覚過敏

私たちは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚など、いろいろな感覚を感じています。発達の凸凹のある子どもたちは、脳内伝達物質の出方が多すぎたり少なすぎたりして、感じる反応速度や程度が違うことがあります。

感覚が過敏すぎたり、鈍すぎたりして人と違う感じ方を「感覚過敏」と分類します。

「感覚過敏」だと、本人にどんな苦労があるのか、周囲はどんなサポートをしてあげたらいいのでしょうか。


発達障害のひとつ「感覚過敏」はどんな症状?

発達の凹凸による「育てにくさ」が周囲に理解されないことも。

発達に凸凹のある子どもたちは、感覚の感じ方が、他の人たちと違うことがあり、それが「育てにくさ」につながったり、周囲に誤解される原因になったりします。

具体的にあげるとキリがないのですが、

・光がまぶしすぎる。ごちゃごちゃした中で大切な情報を取捨選択できない(視覚)

・関係ない音が耳に入り先生の話が聞けない。苦手な音に恐怖を感じる(聴覚)

・トイレの前を通れない(嗅覚)

また、味覚や口の中の触覚が過敏で、特定の食べ物をどうしても食べられない、ひどい偏食などもあります。

・マカロニサラダを食べると、まるで砂を食べているようなジャリジャリと嫌な感覚に。

・掃除機の音が爆音のように頭に鳴り響き、耳を塞がないと怖くてその場にいられない。

・握手は、たくさんのナメクジが手にまとわりついたような感覚で気持ち悪くなる。


感覚過敏や感覚鈍麻がある子どもの特徴は?

抱っこ、散髪や歯磨きを嫌がる傾向が

これを「感覚過敏」または「知覚過敏」と言います。発達障害のある子ども(や大人)は、多くがこの感覚過敏(や鈍磨)があるため、抱っこを嫌がったり、散髪や歯磨き、耳掃除などを嫌がったりします。抱っこで背中を触られるのがものすごく嫌いだったり、髪の毛を触られることに恐怖を感じたりするわけです。


自分だけが感じ方が違うことに気づかないことが多い。

それを知らないと「わがまま」や「怠けている」と感じ、嫌がることを繰り返しやらせたり、慣れさせようとしたりします。でも、それはかわいそうですよね。生理的に受け付けないことなので、例えば、花粉症の人に「くしゃみを我慢しなさい」と言っているようなものです。

何より辛いのは、本人にとっては生まれ持った感覚なので、それが他の人と違うということがわからないことです。

他の人には平気でできていることが自分にはできない・・・と、自己肯定感をすり減らすことにもつながってしまいます。


「感覚過敏」「感覚鈍麻」をまず理解し、見守る姿勢を

私たちができることは、まずはそういう感覚をもつ子がいると理解することです。

極端に嫌がるときには、その子の脳の特性がなせる感覚が暴走しているのかもしれません。そういう目で見守ってあげてほしいです。

感覚過敏(や鈍磨)は成長とともに弱くなることもありますし、逆に強くなることもあります。

偏食などは諦めずに食べられるものを増やす工夫などをしていきたいところですが、基本は無理強いはせず。

耳栓をするとか、着心地のよい服を着るなど、まずは周囲の環境や物を整えることで対処してみるといいですね。


年末年始お休みのお知らせ

寒さが一段と厳しくなってきました。

大人は暖かい室内でぬくぬくしがちですが、子どもたちは寒さに負けず、元気に外遊びを楽しんでいます!

日頃よりカプリスの活動にご理解・ご協力を頂きありがとうございます。


年末年始のお休みのお知らせです。

当施設は、以下のとおり年末年始のお休みをいただきます。

お休み期間:令和4年12月29日(木)~令和5年1月3日(火)

年始は、1月4日(水)より通常通り開所いたします。

新年度のご予約枠は埋まりつつありますが、

今年度、登校困難児枠、個別枠、グループ枠ともに、まだ空き枠がございます。

個別のご事情などもお聞きしながら、送迎等含めご相談頂くことも可能です。

見学や体験は随時受付中です!お気軽にお問い合わせください。


放課後等デイサービスカプリス

℡:075-873-2023

クリスマスイベントにむけて(第二弾)~クリスマスツリーの飾りつけをしよう~

こんにちは。

放課後等デイサービスカプリスです。


今回のグループ活動では、クリスマスイベント第2弾「クリスマスツリーの飾りつけをしよう」を行いました。


前回、第1弾「京都御所にどんぐり拾いに行こう!」で子どもたちがたくさん拾ってくれた

どんぐりと松ぼっくりを使って、クリスマスツリーを飾り付けていきます!


飾りに使えるように、まずは指導員が下準備を行います。

拾ってきたどんぐりと松ぼっくりを、すべて茹でます。


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この時に出る松ヤニの臭いが、とってもくさい!(´;ω;‘)

部屋中が一瞬で松ヤニの臭いに代わります。しっかり換気をして行いました。


松ぼっくりを茹でると、あら不思議!!すべてのかさが閉じてしまうんです!!

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でも、これを屋上で天日干しして、しっかり乾かせば…

この通り!


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すべてのかさが開いて、本来の松ぼっくりの綺麗な形になります。

松ぼっくりを飾るクリスマスツリーの絵を描いて…

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これで下準備は完了です!


グループワーク当日、

絵具で色を付けたどんぐりや松ぼっくりを、クリスマスツリーに飾り付けます。


いろいろなサイズの筆やたくさんの色を使って、思い思いのオリジナルの飾りを作っていきます。

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色が塗れたら、ツリーに貼って…

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完成!!

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放課後等デイサービスカプリスでは、土曜と祝日のグループ枠で様々なイベントや学習を行っております。

体験や見学は随時受付中です!

体験のお子さまも、イベントにご参加いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

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