9月は、夏の終わりと秋の始まりの間にある、ちょっと特別な季節です。
今夏は特別暑いですが、本来は暑さも少しずつ落ち着き、朝晩過ごしやすくなる一方で、日中との気温差もあり、子どもたちの体にも心にも、負担がかかりやすい時期です。
さらに、夏休みやお盆休みが終わって日常が戻る中で、子どもたちにとっては「生活リズムを立て直す」時期でもあります。
<9月の子どもたちの様子>
・活動のペースがゆっくりになる
・集中が続きにくくなる
・ちょっとしたことで涙が出やすい
・「やりたくない」が増える
・お友だちとのトラブルが起きやすくなる
こうした変化は、一見「わがまま」や「困った行動」に見えるかもしれませんが、実は『がんばって日常に戻ろうとしている』サインでもあります。
<療育では「整える」時間を大切に>
9月の療育では、活動量や刺激量を少し抑えて、「整える」時間を意識していきます。
・生活リズムを取り戻すために、同じ流れ・同じ順番で活動をすすめる。
・活動と活動の合間に「クールダウン」の時間をとる。
・不安や戸惑いが言葉にしづらい子には、安心できる大人が近くにいることを伝える。
この「整える」という感覚は、大人が先に余裕を持っていないと、子どもには伝わりにくいです。
療育の場では、まず大人が焦らず、子どもとゆっくりペースを合わせることを意識しています。
<お家でできるサポート>
・朝起きる時間、寝る時間を固定していく。
・「今日はこれとこれをするよ」と、予定を予め伝えてあげる。
・小さな「できた!」を一緒に喜ぶ。
・週末には、静かな時間を準備してあげる(公園でぼーっとするだけでもOK)
9月は、子どもも大人も立て直しの月です。
焦らず、がんばりすぎず、「ちょっと立ち止まって整える」ことを大切にしていきましょう。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解・ご協力ありがとうございます。
先日カプリスでは夏のイベントとして、流しそうめんとスイカ割りを行いました(^^)/
流しそうめんの全長は✨なんと10m越え✨
水の流れに乗って流れてくるそうめんを「とれるかな?」と集中して見つめながら
上手にキャッチできた時の笑顔がとても印象的でした♡
スイカ割りでは「もう少し前!!」「そこそこ!!」と
お友だちやお父さん、お母さんの声援を聞きながら大きなスイカに挑戦!!
みんなで協力して割れたスイカを、最後もみんなでおいしくいただきました♪
夏らしい活動を通して、お友だちと一緒に楽しむ経験がたくさんできた一日になりました☆
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解・ご協力ありがとうございます。
今年も開催決定!!
年間を通しての食育イベント、田んぼプロジェクトのご案内です(^^)/
春に植えた稲が、夏の日差しや雨を受けて、ぐんぐん大きく育ちました。
秋になると、いよいよ収穫の時期です!!
田植えから育った稲を、みんなで手に鎌を持って刈り取ろう☆
どんな風にお米ができるのかを知ることは、「食べること」への感謝につながります(*^^*)
8月は、夏の暑さが本格的になる時期。
毎日ぐんと気温が上がり、身体がだる重く感じます。特に今年の夏は、命の危険を伴うレベルの暑さです。
子どもたちは、大人以上に気温や環境の変化に影響を受けやすいです。
「最近、やたらと怒る」「全然やる気がでない」「できていたことができなくなった」
そんな姿が見られると、ちょっと心配になったり、つい注意してしまったりすることがあるかもしれません。
でもそれは、「がんばっていない」ではなく、「がんばっていることが表に出にくい」だけかもしれません。
例えば、暑さで寝苦しい日が続くと、眠りが浅くなったり、朝起きるのがつらくなったりします。
生活リズムも乱れやすく、特にお盆休みやイベントなどで非日常が増えると、心も体も落ち着きにくくなります。
そんな中でも、子どもたちは毎日を精一杯過ごしています。
「自分で着替えようとしていた」
「ちょっと怒ったけど、言い直してみようとしていた」
「いやって言えた」
など、そんな小さな姿の中に、実は大きながんばりが隠れていることも多いのです。
大人ができるのは、その、「見えにくいがんばり」に目を向けていくことだと思います。
上手くいかないことが続いたときこそ、
「がんばってるね」
「暑いのに、自分でがんばって動いているね」
「ちょっと怒っちゃたけど、そのあと○○しようとしてたの見てたよ」
など、できたこと・気付いたことを、言葉にして伝えてみてください。
子どもにとって、それはとても大きな励みになります。
今月は「できるようになること」よりも、
「安心して過ごせること」
「その子なりのペースを大切にすること」
を一番に考えてあげられるといいですね。
暑さの中で、それぞれがんばっている8月。
子どもも大人も無理せずに、少し立ち止まるくらいの気持ちで過ごせますように。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解・ご協力ありがとうございます。
7月21日、カプリスでは夏祭りを開催しました(^^)/
子どもたちが楽しみにしていた特別な一日!!
この日に向けて、子どもたちと少しずつ準備を進めてきました。
ガーランドを作ったり、壁面やお部屋の飾り付けのお手伝いもしてくれましたよ♪
当日は、ボール当て・ヨーヨーつり・大型わなげなどの遊びを楽しみました。
「当たったー!」「とれたよー!」「パンダ狙ってるー!」と嬉しそうな声があちこちから聞こえてきました(*^^*)
繰り返しチャレンジする姿もたくさん見られましたよ☆
お祭りの最後には、みんなが小集団で練習してきたダンスを披露!!
【エビカニクス】
【からだ☆だんだん】
元気いっぱいに踊る姿に、周りも自然と笑顔になりました♡
締めくくりは、みんなお楽しみのアイスクリームタイム♪
みんな冷たいアイスに大喜びでした(*'▽')
準備から当日まで、子どもたちと力を合わせて作りあげた夏祭り!!
ひとつひとつの経験が、きっと素敵な思い出になったことと思います☆
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解、ご協力ありがとうございます。
カプリス西京極では毎年恒例の「夏祭り」を開催しました!!
今回もたくさんの子どもたちが参加してくれました^^
入口でスタンプカードをもらい、4つのブースをまわっていきます。
今回、子どもたちが小集団や放課後等デイサービスでの活動内で作ってくれたものを部屋に飾りつけてお祭り仕様にしました✨
自分の作品を見つけて「あった!ママ見て!」「ここ僕が作ったよ」と保護者の方に話す姿が印象的でした。
<かき氷>
毎年大人気!
いちご、メロン、レモン、ブルーハワイの4つから選びます。
中には「レインボー!」と注文し、全部の色を混ぜて色や味の変化を楽しんでいる子もいました!
<ポップコーン>
今回は、味付けを塩、カレー、チョコの3種類で用意してみました!
ポップコーンの豆が温まって機械から弾けて出てくる様子を目をまんまるにして見ていましたよ👀!
<うちわ作り>
パーツを使って動物の顔を作ったり、オリジナルで自由に絵を描いたりと色んなうちわが出来上がりました^^
「うちわ」から夏を連想させて、海やスイカなど季節に合った絵を描く小学生の姿も見られました☆
<射的>
射的ブースはみんな大興奮!
「これしたい!」とみんな手に取って的を狙って挑戦しました✨
意外と手を離すタイミングや力加減の調節が難しい様子でしたが、みんな決められた回数や線を守って楽しむことができ、倒れた時には「よっしゃ~!」と大喜びでした^^
夏祭りのイベントを通して、季節を感じたり、順番を守って楽しんだり、お友達と作品を見合ってお話ししたりと色んな子どもたちの姿を見ることが出来ました!!
卒業生や地域の方にもご参加いただき、とても楽しい素敵な夏祭りになりました♪
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回のイベントもお楽しみに^^
7月に入り、気温や湿度の上昇とともに体調の変化が見られたり、疲れがでやすくなったりする時期ではありますが、子どもたちの姿に少しずつ変化も見えてきています。
それは「安心できるからこそ、自分を出し始めている」サインでもあります。
たとえば・・・
・「いや」「やりたくない」と言葉で気持ちを伝えようとする姿
・「ぼくがやる!「ぜったいこれ!」とこだわりが強く出る場面
・気になる活動には慎重に近づき、じーっと見つめたり遠くから見守ったりする行動
一見、困ったな・・・と思うような場面もありますが、それは「この場所なら自分を出しても大丈夫かも」と感じられてきたことでもあります。
言葉にして伝える、態度に出す、やってみたい気持ちを表すことは、成長の大切な過程でもあります。
【療育の中では・・・】
子どもたちの「出してきた気持ち」を大切にしながら、安心してやりとりができるよう、次のようなかかわりをしています。
🌼「いや」と言えたら、「そう思ったんだね」とまず受け止める。
🌼こだわりが強い場面では、「一緒に考えよう」と選択肢を見せる。
🌼距離をとる子には、「見てるだけでもいいよ」と安心できる場所を確保する。
【おうちでできること・・・】
🌻「いや」と言えたら、まず○○する
→言い方やタイミングが気になっても、まずは「自分の気持ちを言葉にできたこと」を認めてあげると、自信につながります。
🌻「自分でやりたい」気持ちはチャンス!!
→時間がかかったり手順が違ったりしても、「見てくれている大人がいる」安心感が、挑戦を応援してくれます。
🌻気持ちが高ぶったときは・・・
→「いったんおしまい」「あとでしようね」と、区切りの言葉をつける。
すべての言葉を受け入れなくても、「今は難しいけど、大事に思っているよ」というメッセージが伝わるよう意識すると良いです。
子どもたちの「育ちの芽」は、とても柔らかくて繊細です。
小さな「いや」や、「やってみたい」は、全部が「自分らしくなる途中」の大事なステップです。
今月もカプリスでは、安心できる関係の中で、ひとつずつ丁寧に寄り添っていきます。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解・ご協力ありがとうございます。
今年も楽しい「カプリス夏祭り」を開催します♪
わなげ、ヨーヨーつり、ボールとばしなど、楽しい遊びがいっぱい!!
つめた~いアイスもあるよ♡
みんなで一緒に踊って、夏の思い出を作ろうね(^^)/
日にち:7月21日
時 間:未満児・年中児 9:30~11:00
年長児対象 13:00~14:30
6月にカプリスでは火災を想定した避難訓練を実施しました。
今回は小集団の活動中に火災が発生したという想定でアラームがなりました。
「火事だ~!」という職員の声とアラームを聞いて、びっくりしながらもすぐに職員の声を聞いて姿勢を低く待機することができました。
ハンカチを持って来ている子はハンカチで口を押さえ、ハンカチがない子も手で煙が入らないように意識していました。
職員の指示を聞いて素早く避難を開始しました。
避難が終わるまで子どもたちは静かに慌てず落ち着いて行動することが出来ていました。
また、室内に戻ってから、火事の避難時に気をつけたい「おはしも」についてお話をしました。
イラストを見ながら、「どんな風に避難したら良いか」「〇〇をしてたらどうなるか」などみんなで一緒に考えることで、色んな意見を出し合うことが出来ました。
日頃から訓練を行うことで、みんなに訓練の大切さや、避難時に注意しなくてはならないことを意識してもらえたらと思います。
日頃は花咲くみらいカプリスにご理解、ご協力ありがとうございます。
先日カプリス四条段町では、みんなでお好み焼き作りに挑戦しました。
活動の狙いは、「お友だちとクッキングを通して、食に興味を持つ!」ことです☆
まずは材料の準備からスタート♪
キャベツをちぎると「お山みたい!」と嬉しそうにお皿に盛りつけたり、キャベツの大きさを見せ合ったりと
自然におともだちとのやりとりが生まれていました。
ウインナーは包丁を使って真剣な表情でカット。
コーンはスプーンで上手にすくってボウルに入れます。
そして生地をスプーンで混ぜる時には、自然と「おいしくな~れ!」の声が♪
子どもたちの気持ちがこもった生地ができあがりました。
ホットプレートで焼き始めると、焼けていく様子を見たくて一生懸命背伸びをする姿も。
「まだかな?」「いいにおいがしてきた~!」とわくわくが高まります。
焼きあがったお好み焼きは、もちろんペロリと完食!
ソースを口のまわりにつけながら食べる姿からも「おいしい!」の気持ちが伝わってきました。
帰り際には「お家でもお手伝いできる!」と話してくれる子も。
今回のクッキングが、食への興味や自信につながったことを嬉しく感じています。
これからも、みんなが楽しみながら学べる活動をたくさん企画していきたいと思います!