小集団療育の中で、避難訓練を実施しました。
万が一に備えて、地震と火事を想定した訓練です。
地震の緊急速報のアラームが鳴ると、子どもたちは驚いた表情をしながらも素早く机の下にもぐっていました。
「まだゆれてる?」と揺れを確認しながら、しっかり頭を守ることができていましたよ。
その後、火事が発生したと声がかかると、姿勢を低くし、口にハンカチや手をあてながら避難を開始。
<段町の様子>
<西京極の様子>
子どもたちは、慌てることもお喋りすることもなく、指導員の話をよく聞き、とっても上手に避難ができました。
避難訓練の後は、日頃から訓練をすることの大切さと目的を理解してもらえるように、火事の時に大事な【おはしも】の話を伝えました。皆、真剣に話を聞いていました。
災害時の対応への意識付けは、こうした避難訓練のときだけでなく、普段から子どもたちに伝えられる機会をつくっていきたいと思います。
日頃は花咲くみらいカプリスの活動に、ご理解・ご協力ありがとうございます。
6月に段町・西京極の小集団療育では、『梅シロップ作り』を行いました!
普段身近な梅は『梅干し』で赤色をイメージしていた子どもたちは、緑色の梅に驚きながらも
梅干しがどのようにして梅シロップになるのか?先生の話を真剣に聞いていました。
まず初めに、梅の水分を拭き取り、ヘタの部分をつまようじを使って抜き取る工程に取り組んでもらいました。
とても細かい作業ですが、みんな集中して黙々と取り組んでいましたよ!
ヘタを取った次は、梅に穴を開けていきます。
まんべんなく全体に穴をあける為、梅を回しながら「1,2,3...」と数えながら
集中して穴をあけていました!
最後に、ジップロックの中に梅と氷砂糖を1:1の割合で入れ、
1~2週間様子を見ながら梅を寝かせます!
6月の最終週には、そうしてできた梅シロップを使い、『梅ゼリー』にしてみんなで美味しく頂きました!
初めて梅を食べる子もいましたが、「おいしい!」「おかわり!」と喜んで食べていました!
年中児・年長児対象の小集団療育は、午後の時間帯(13:50~17:00)に行っています。
6名~9名のお子さまに対して、保育士・児童指導員が常に2名~3名。
保育園や幼稚園等では集団活動が難しいお子さまも、療育の小さな集団の中では安心して活動に向かえています。
就学に向けてルールや思いやり、子ども同士でのコミュニケーション等を大切にしながら、
子どもたちが「楽しい」「やってみたい」という気持ちになれるように。
カプリスでは、普段なかなか取り組むことのできない体験や制作なども積極的に取り入れ、「できた!」「がんばれた!」を実感できるように支援しています。
今年は例年よりかなり遅れて梅雨入りしましたね。
梅雨が明けると、夏本番です。
今年も猛暑が予想され、熱中症が心配な季節がやってきます。
特に発達障害のある子どもは熱中症になりやすいため、注意が必要です。
なぜ、熱中症になりやすいのでしょうか?
主な原因は3つあります。
①汗をかきにくく体に熱がこもってしまう
人は自律神経機能の働きで気温の上下に関わらず、体温を一定に保とうとバランスをとっています。
しかし、発達障害などによりこの機能の働きが悪い場合、暑い所にいると体温はだんだん上がり、寒い所にいると体温は下がってしまいます。
体温調節が苦手なタイプは汗が出にくいために、熱が体にこもってしまうのです。
②「あつい」「のどがかわいた」などを上手く伝えることが難しい
発達障害のある子どもの中には、自分の体に起こっている暑さ、寒さ、空腹感、痛みや疲れなどの症状に鈍感な場合があります。
そのため暑いということや、のどがかわいたことを自覚できず、周囲に伝えられない場合があります。
③特定の服装にこだわりがあり、気温が高くても厚着をしてしまう
こだわりの強さや感覚面のかたよりによって、季節にあわない服を着る場合があります。
カプリスでは、療育中の子どもたちの様子を見ながら水分補給の声かけや室温の調節を行い、子どもたちが少しでも快適に過ごせるように配慮しています。
暑さ対策をしながら、元気に夏をのりきりたいですね!!
未満児さんと年少児さんの小集団療育とあずかり療育は、午前のクラスとなります。
あずかり療育は、9:20~12:30 カプリスでお昼も食べます。
保護者にて送迎をお願いしています。
小集団療育は、9:20~11:00 療育終了後、カプリスの送迎車にて、保育園や幼稚園までお送りします。
季節は6月・・・
紫陽花の花が少しずつ色づき始め、梅雨の走りを感じる時期となりました。
雨上がりの外は、いつもとちがう景色がいっぱいです!!
地面が湿っていたり、葉っぱや草花に水滴がついていたり、雨の匂いがしたり・・・
運が良ければ、虹やカタツムリに出会えるかもしれません。
そして・・・
なんといっても魅力的なのが「みずたまり♪♪」
雨の日限定の特別な長靴を履いて、おもいっきりジャンプするのはとっても楽しい!!
雨上がりのしずくは、太陽の光を浴びてキラキラ光っています!
それを不思議そうに観察。そーっと手を伸ばし、しずくを落とし手に触れると・・・思わず「きゃー!!」と大喜び。
徐々に大胆にしずくを落とし、お友だちとかけあいっこをして楽しんでいました。
その後もしずく探しに夢中です!!
こんなところにも水滴!!
雨上がりに出てきた、カモの親子にも出会えましたよ。
幼児期は、脳の神経回路が発達する重要な時期です。
この時期にたくさん五感への刺激を得ることで、心身の健康な発達を促すことができます。
雨の日や雨上がりは、普段感じられないような刺激がたくさんある環境です。
この時期ならではの自然とのかかわりを楽しみたいと思います。
日頃は花咲くみらいカプリスの活動に、ご理解・ご協力ありがとうございます。
今年度、花咲くみらいカプリスでは、「子どもたちに多様な体験を」「親子で活動しよう」「食育を学ぼう」などをテーマに、
『カプリス・田んぼプロジェクト』を始動しました。
(NPO法人木野環境 さんにお手伝い・ご協力を頂いています!)
5月11日(土) 第一弾として、京北町の美しい里山で、田植えの農作業体験を行いました!!
子どもたちが自然に触れ、自分たちで田植えをすることで、少しでも自然や食べ物に興味を持つきっかけになれば、と考えています。
『カプリス・田んぼプロジェクト』は、一年を通しての食育プロジェクトです。
今回植えた苗を、秋に稲刈りをして脱穀、お米を収穫します。
自分たちで収穫したお米を使って、ご飯を炊いたり、おにぎりを作って食べたり、なども企画しています。
また、この食育プロジェクトは、親子での参加を基本としています。
親子で農作業を体験し、お米をとおして食文化に触れることで、カプリスでは少しでも家庭での食生活や食へのかかわりのサポートもしていきたいと考えています。
では、当日の様子をお伝えします♪
いよいよ、田んぼプロジェクト第一弾!
田んぼは、里山に囲まれた自然いっぱいの場所にあり、広大で自然あふれる環境に到着した子どもたちは大喜び!
さっそく田んぼに入ります。
冷たかったり、ずぼっと足が入っていったり、初めての感覚にみんなびっくり!
泥遊びが大好きな子どもは大喜びで感覚を楽しんでいました。
お尻も全て付けて泥んこ遊びを全力で楽しんでくれている子もいました^^
泥や虫が苦手な子は、指や足先を少し付けながら、少しずつ慣れていきました。
農作業を教えて下さるスタッフの方の説明を聞いて、印を付けたところに苗を植えていきます。
お家の人が印をつけて子どもが植えたり、一緒の所に1つずつ植えたりと、親子で協力して田植えを楽しみました。
自然の開放的な環境もあってか、普段言葉が少ない子もたくさんお話をしていたり、子どもたち同士の自然な会話やかかわりがたくさんみられたり、屋外の活動ならではの醍醐味を感じました。
田植えを終えたら、みんなでごはんタイムです!
お父さんお母さんと一緒に力を合わせて植えた田んぼを眺めながらのご飯は、最高です!!
頑張った身体に、美味しいご飯と綺麗な里山の風景。
子どもたちだけでなく、大人たちも心が浄化されました。
今回イベントに参加していただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
今回参加出来なかった方も、ぜひ、秋の稲刈りの機会に体験いただければと思います。
今後のイベントにつきましては、詳細が決まり次第、告知させていただきます。
新年度から1ヶ月が過ぎ、新しい環境にも少しずつ慣れてきた子どもたち。
カプリスも新年度から新体制となり、未満児~年長児さん全ての年齢で小集団療育がスタートしました!!
年中児さんと年長児さんは、午後のクラスとなります。
カプリスが保育園や幼稚園等に送迎車でお迎えに伺い、14時頃から約3時間、小集団での療育を行っています。
お友だちと協力すること、思いやること、一緒に楽しむこと、、、時には喧嘩をすることや悔しくて涙を流すこともあります。
お家の人がそばにいなくても、「できた!」という経験は、子どもたちにとって大きな励みとなり自信に繋がります。
そのような成功体験をたくさん小集団療育で経験し、その時間を子どもたちと一緒に喜び、共感する時間を大切にしていきたいと思っています。
小集団の活動の一例として先日、雑巾がけ競争をしました。
雑巾が手から離れないように適度な力で押さえつつ、四つん這いになって行う雑巾がけ。
普段はしない体勢をキープしながら真っすぐ進むことは、足腰、体幹を鍛えられるだけでなく、頭のトレーニングにもなります。
幼児期は、脳と身体の連携が未完成です。
大人にとっては単純作業に感じる雑巾がけですが、子どもたちにとっては難しい作業です。
どうやって体を使えば上手くできるのか試行錯誤しながら取り組んでいました。
自然にお友だちを応援する姿は素晴らしかったです!!
机上活動でははじき絵でこいのぼりの模様を描きました。
絵の具を塗るとき、「クレパスの模様が消えてしまうかも・・・」と恐る恐る絵の具を塗ります。
消えない模様を見て「魔法の水や!!!」と感動の声があがっていました。
完成したこいのぼりから、お家の人とたくさんの会話が生まれると嬉しいです。
みんなのこいのぼりのように、子どもたちが個性豊かに元気に大きくなりますように。
就学も見据え、集団でのルールを守り、集団行動が身についていくよう、無理のないように一人一人のペースを大切に。
楽しい時間を過ごしていきたいと思っています。
日頃は当施設をご利用いただき厚くお礼申し上げます。
さて、令和6年4月1日に「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定」が行われます。
本時点で本改定による変更の詳細については国から正式に発表されていない為、後日お知らせすることとなりますが、京都市より、「支援時間の設定について」を令和6年3月中に保護者の皆さまに周知するよう通達がありましたので、取り急ぎお知らせいたします。
本改定では、児童発達支援及び放課後等デイサービスにおいて時間区分が創設されることとなり、以下の支援時間(療育を提供する時間、送迎時間は含まない)が設定されました。
このうち、④ 延長支援 につきましては、当法人として令和6年4月の時点で提供の予定はございません。
支援時間①②③の区分設定につきましては、「個別支援計画別表」を新たに作成し、5月10日までを目途に順次個別にご説明致します。
児童発達支援ご利用の皆さまは、引き続き無償化の対象となっております。4月からの予定に特に変更はございません。
取り急ぎのご案内となりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
花咲くみらいカプリス西京極 管理者 丁子
花咲くみらいカプリス四条段町 管理者 久保
日頃は花咲くみらいカプリスの活動に、ご理解・ご協力ありがとうございます。
お彼岸の季節に、カプリスでは「おはぎイベント」を開催しました。
1日だけの開催でしたが、たくさんの子ども達が来てくれました^^
お彼岸におはぎを食べるのは、
元気を表す色とされている「赤」=「あんこ」を食べて、一年の健康を願うためと言われています。
お彼岸という言葉に聞き覚えのない子ども達がほとんどでしたが、説明を一生懸命聞いてくれていました。
早速おはぎづくり!
もち米を丸めて形を作っていきます。中にはハートの形にしたり、平べったい形にしたりと新しい発想を膨らませてくれている子もいました!
味付けは、あんこ、きな粉、ココアパウダーです。
きなことココアパウダーは、もち米を袋の中に入れてシャカシャカと振ります。
一番難しい、あんこを巻く工程です。
ラップに包まれたあんこを手のひらで、ぎゅ~と平べったくします。
ラップを丁寧にそぉ~っと広げたら、その上に丸めたもち米を乗せます。
乗せたら、またラップでくるみキュッキュッと形を整えます。
それぞれの個性豊かなおはぎの完成!!
お皿に3種類のおはぎを盛り付けてみんなそろって「いただきまーす!!」
あんこが苦手でも自分で作ったおはぎなら「食べられたよー!」と嬉しそうな笑顔の子どもたち。
「美味しいね~!」、「さいこ~!」と賑やかな会話が飛び交っていましたよ♪
自分たちで作ったおはぎは、とても美味しかったようでペロリと食べ終えていました。
食べたことのないものを自分で作って食べてみるという素敵な体験が出来ました^^
今回参加してくださった方、ありがとうございました。
参加出来なかった方も、是非次回のイベントのご参加お待ちしております^^